泡立つやわらかボディタオル
素材は綿と、とうもろこしなど植物が原料のポリ乳酸繊維。敏感肌、小さなお子さんにも使いやすい仕様です
『泡立つやわらかボディタオル』について詳しく知ろう!
- 【今回お話をうかがった方】(2018年5月時点)
- キクロン株式会社 紺野 有由さん
パルシステム連合会 商品開発本部 北根 方弘職員
めざしたのは泡立ちと水きれ 肌ざわりがよいこと
◆本品は2006年の発売以来、10年以上にわたって組合員に愛されている商品ですが、開発のきっかけはなんだったのでしょうか
北根 パルシステムでは洗濯用をはじめ、手洗い用、キッチン用など、あらゆる洗浄料に肌と環境に負荷の少ない石けん商品をおすすめしています。浴用の石けんもそのひとつですが、石けんを使っている組合員のみなさんからは「市販のボディタオルは肌ざわりがかためだったり、石油由来の合成繊維のことが多く、なかなか気に入った商品が見つからない」といった声が寄せられていました。そこで組合員のみなさんに素材の種類や肌ざわりなど使用感についての希望をお聞きし、ボディタオルや台所用スポンジの専門メーカー、キクロン(株)のノウハウを生かしながら納得できる商品を開発することになったのです。
◆どのような声が多かったのですか
北根 豊かに泡立つこととともに、水きれがよく清潔に保ちやすいこと。また小さなお子さんも毎日使うものなので、肌ざわりがやわらかな植物生まれの素材を使ってほしいという声が寄せられました。ポリ乳酸繊維は、最後には水と二酸化炭素に分解され、土壌や水環境に残らないという「生分解性」にすぐれています。人にも環境にも負荷が少ない商品づくりをという意味で、パルシステムならではのボディタオルをめざすことになりました。
とうもろこしなど植物が原料の ポリ乳酸繊維を採用
◆綿や麻は、ナイロンなどの合成繊維に比べると、肌ざわりがよい反面、泡が立ちにくく乾きにくいように感じられます。天然素材と合成繊維の違いはなんですか
紺野 ひとつは繊維の性質そのものに違いがあります。そもそも泡とは、洗浄料に水と空気が混ざったときに発生するものです。合成繊維は撥水性が高く空気を含みやすいために、豊かな泡が立つのです。それに対して、天然素材は繊維の内部まで浸水するため、空気が入り込むことができません。ですので泡が立ちにくく、石けんがべたっと感じられるのです。
◆それでは本品の豊かな泡立ちはどのように実現したのですか
紺野 本品にはとうもろこしなどのでんぷんを原料にしたポリ乳酸繊維という植物由来の繊維を使っています。この繊維の特徴は、植物生まれのうえ、撥水性が高く、豊かな泡立ちが得られるということ。さらに土中では生分解性が発現し、土に返る特性があります。組合員のみなさんが希望するボディタオルには最適な素材といえます。
◆ふわっとした手ざわりですね
紺野 本品はループを多めに、さらに間隔を空けてゆったり編むことで空気の層をつくり出しています。ふんわりしたやわらかさと肌ざわりのよさ、泡立ちは、繊維のもともとの性質に加えて、編み方の工夫からも生まれているのです。
縦糸に綿を編み込み肌なじみや耐久性もアップ
◆2015年にリニューアルした理由は
紺野 従来品のふんわりやわらかな風合い、泡立ち、水きれはそのままに、綿を配合することで、肌への密着感を高め、より肌なじみをよくするために改良しました。また、縦糸に綿を使用することで、引っ張り方向への耐久性も上がっています。背中を洗うときなど縦に強く引っ張ることもあると思いますが、その力により耐えられる仕様になりました。
◆これから使ってみたいと考えている組合員にひとことお願いします
北根 本品は植物由来の素材を使いながら泡立ちがよく、さらに環境負荷も軽減できる、まさにパルシステムならではの商品です。石けん生活のパートナーとして、ご家族のみなさんでぜひご利用ください。
『泡立つやわらかボディタオル』の商品特徴
使用した組合員から寄せられた声を紹介します。
- 石けんが好きなのですが、なかなか泡立ちのよいボディタオルがなく、困っていました。この商品は少しの石けんで泡立ち、肌ざわりもやわらかくて気に入っています。
- 洗っているときにこすっているような感じが少なく、泡で洗ってもらっているような心地よさがあります。
- こんなに水きれや乾きのよいボディタオルは初めて。早めに乾いて助かります。
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『泡立つやわらかボディタオル』 ブルー、グリーン、ピンク
※本ページの内容は2018年5月時点の情報です。
商品の規格変更などにより、最新の商品情報とは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。