サボン・セレクト シャンプー&コンディショナー
豊かな泡立ちで洗い保湿成分でうるおいを閉じ込める 石けんシャンプー&コンディショナーの新シリーズ誕生

『サボン・セレクト シャンプー&コンディショナー』について詳しく知ろう!
- 【今回お話をうかがった方】(2015年6月時点)
- 株式会社コスモ菊池元彦さん
パルシステム連合会 生活用品1課 大工原達也職員
石けんのよさと使い心地のよさ 両方を兼ね備えた製品をめざす
「めぐる」は石けん以外の成分を極力使わず、無香料でもあるために、洗うことの基本に忠実なシャンプーとして支持をいただいています。一方で、洗うと髪がきしむ、泡立ちが弱いという声もあり、利用者のすそ野が広がりにくいという一面も。とはいえ、たとえ使ってはいなくても、多くの組合員のみなさんは、合成シャンプーよりも石けんシャンプーのほうがからだにも環境にもよいことを知っています。
パルシステム連合会商品開発本部の大工原職員は「そこで、組合員のみなさんに実際に試作品を使っていただきながら、もっと多くの方に石けんを使っていただける製品づくりをめざすことになりました」と、企画の発端を話します。
2013年、石けんシャンプー使用歴が長い方から、使い慣れていない方までがそろった、パルシステム山梨の組合員6名による商品開発チームが発足。「合成シャンプーと同じ手軽さで使える石けんシャンプー」を合い言葉に、取り組みが始まりました。
※PB商品…独自開発商品
組合員の声に耳を傾け 使いやすさを重視
今回の開発では、まずは菊池さんが考えた使いやすさに配慮したサンプルを用意。チームのみなさんに使ってもらいました。しかし、サンプルを試したメンバーから上がったのは「きしみ感が強くて洗えない」「泡立たないので洗った気がしない」といった不満の声。評価は予想以上に厳しいものだったといいます。
石けんシャンプーは、水に含まれるミネラル分と反応すると泡が立ちにくくなります。泡が足りないまま髪を洗うと、石けんが本来もっている洗浄力を充分に発揮しないまま石けんカスとなって髪に付着し、乾かした後の髪に、ベタベタした感じが残ってしまうのです。
「わたしたちの工場のある横浜では泡立ちがよくても、水の硬度の高い山梨では、その影響が強く出て泡が立ちにくいという面がありました」(菊池さん)。しかしそれは、山梨で使いやすいシャンプーなら、ほかの多くの地域でも使いやすい製品だということでもあります。「そこでどんな水質でも泡立つ製品にするために、石けん分に加えて、泡もちをよくするサポニンや、なめらかさを補い指どおりをよくする成分を配合するなど、処方を工夫していきました」(菊池さん)
商品開発チームのメンバーの声に耳を傾けながら、約1年に渡って行われた試行錯誤。それはまさに「リベンジの連続でした」と、菊池さんは振り返ります。
リンスはコンディショナーに進化 香りを加えてリラックス効果も
シャンプーとともに話し合いを重ねたのがリンスでした。石けんで洗うと、髪はキューティクルが開き、きしきしした状態になっています。この状態をクエン酸の入ったリンスで中和すると、髪についた石けんカスが取り除かれてさらさらに。石けんシャンプーは、専用のリンスとペアで使うことが必須なのです。しかし中和することを目的としたリンスには、髪にうるおいを与える、補修するといったコンディショナーのような役割はありません。またお湯に溶かして使うことを前提としているので、さらさらの液状です。そのため指の間から流れ落ちて使いにくいという面がありました。
「今はリンス機能だけではなく、コンディショナーの役割も求められています。そこで、髪につやを与えるためのホホバ油やスクワラン、シア脂、補修するためのシルクパウダーやヒアルロン酸などの成分を加え、保湿効果を高めた処方で試作を進めました。また、手から流れ落ちてしまわないように、粘度も調整していきました」(菊池さん)
香りは、甘さのなかに清涼感の感じられる、男女問わず好感をもたれる香りを選択。バスタイムをリラックスタイムに、という要望が加わり、“より多くの人にとって使いやすい石けんシャンプーを”という思いがかたちになった「サボン・セレクト」が誕生したのです。
「合成シャンプーから石けんシャンプーに切り替えるときは、“使い方”も切り替えることがポイントです」と大工原職員。「髪によくお湯をかけて、軽い汚れや整髪剤を落としてからシャンプーを手にとり、よく泡立ててから洗い、地肌から毛先まで充分に流してください。コンディショナーは、すすぎのときに指どおりが気になっても、髪を傷めないように無理に指やブラシを通さないほうがいいでしょう。使い続けるうちにきっと、ハリやコシ、地肌のすっきり感など、石けんシャンプーのよさを感じていただけると思いますよ」
『サボン・セレクト シャンプー』ができるまで
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step01
原料をかくはん
石けんの原料となる脂肪酸にはオレイン酸、ラウリン酸、イソステアリン酸、ミリスチン酸を配合。他の原料と釜でかくはんしながら混合します。
釜のなかでゆっくりかくはん
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step02
充てん→シール
石けんを充てんするための機械に移動。充てんしたら注ぎ口を圧着してシールします。
泡立たないようにそっと注入
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step03
検品
パッケージに破れがないか、完全にシールされているか、圧力をかけて確認します。
最後まで品質をチェック ※写真の工程は詰替用
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※本ページの内容は2015年6月時点の情報です。
商品の規格変更などにより、最新の商品情報とは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
※本ページの内容は2015年6月時点の情報です。
商品の規格変更などにより、最新の商品情報とは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。