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日本大学×パルシステム県内産学連携 2ゼミで年間コラボ始動

生活協同組合パルシステム神奈川(本部:横浜市港北区新横浜、理事長:藤田順子)は2023年度、日本大学生物資源科学部食品ビジネス学科の2つのゼミで、年間を通じた県内産学連携を開始します。学生はパルシステムの食と福祉の事業活動を通じた地域貢献の考え方を学び、県内産地やメーカーとともに地産地消や地域活性の実践の場に参加していきます。

 

26の視点と考える地域づくり

年間を通した産学連携は、同学科の川手督也教授と谷米温子准教授のゼミに所属する3年生26人と開始します。パルシステム神奈川は職員を講師として派遣し「協同組合」や「地域連携の実践事例」などのテーマで講義するほか、取引する産地やメーカーの協力を得た交流会の開催などを予定します。

初回の講義は4月24日(月)に行われ、「食を通じたより良い地域づくり」を学生それぞれの視点で考え、食品ロスや自身の食の課題などについて、解決に向けたアイディアを出し合いました。次回以降は『「食」×「居場所」×「作り手」の掛け算の力による地域課題解決』を研究テーマとし、県内産地やメーカーと連携した地域づくりの学びを深めていきます。

2022年度は親子向け企画も共同開催

日本大学との産学連携の試みは2022年6月から開始しています。パルシステムの産地や商品づくりを学び、魅力を感じたという学生たちの発案により、産直産地の青果を活用したお菓子作り教室なども開催しています。企画には、宅配の利用者親子9家族19人が参加し、学生たちの視点から産地や商品を伝えています。
パルシステム神奈川はこれからも、地域の多様な立場の人たちと連携し、2030年ビジョンに掲げる「だれもが認めあい、ともに生きる地域づくり」を進めていきます。

 

日本大学×パルシステム年間産学連携の予定

◆6月 産地・メーカーと学生の交流会
◆12月 学生による年間の学び発表会
その他、随時両者の企画立案によるイベントなどを開催

 

パルシステムの取り組みを学び、自身の視点で食の課題を考える学生のみなさん

2022年の日本大学学生講師による親子料理教室