「エネルギー基本計画見直しに対する意見」を提出しました
7月23日、資源エネルギー庁の総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会に対し、「エネルギー基本計画見直しに対する意見」を提出しました。
私たちパルシステム神奈川は「生命(いのち)を愛(いつく)しみ、自立と協同の力で、心豊かな地域社会を創り出します」を理念とし、安心してくらせる社会をつくるために神奈川県内で事業活動を行なっております。そして、パルシステムグループとして 2012年に「エネルギー政策」を制定、2023年3月には「環境・エネルギー政策」を策定し、2030年までの温室効果ガス削減の具体的な目標値を掲げ、持続可能な社会の実現を目指して活動してまいりました。
気温上昇、豪雨などの異常気象という形で地球の温暖化が顕在化しており、持続可能な社会の危機に直面しています。第7次エネルギー基本計画が、脱炭素社会のあるべき姿を描き、持続可能な社会づくりに貢献できる計画となるよう、以下の意見を申し述べさせていただきます。
1.消費行動やライフスタイルの選択を通じ脱炭素社会の実現に参画できるような情報提供とともに、若い世代をはじめ国民が議論に参加できる仕組みと信頼を得られる政策立案プロセスを要望します。
2.「可能な限り原発依存度を低減する」政策を引き続き計画に盛り込んでください。
3.核燃料サイクルからの撤退を求めます。
4.エネルギー需要量の大幅縮小を可能とする社会の構築を目指し、省エネルギー施策を強化してください。
5.2050年再生可能エネルギー100%に向け、2030年導入目標を国際的水準である50%以上とし、「再生可能エネルギーを主力電源として、最大限の導入に取り組み」政策を維持・強化してください。
意見書の全文はこちらをご覧ください。⇒「エネルギー基本計画見直しに対する意見」(PDFが開きます)
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