「タオルを贈る運動」に取り組み、10,470本のタオルと、933枚のメッセージが寄せられました
36回目となったパルシステムの牛乳産地へ「タオルを贈る運動」。今年は1月10日〜1月21日の2週間で取り組み、パルシステム神奈川の組合員のみなさんから10,470本のタオルと933枚のメッセージが寄せられました。
家庭に眠るタオルが酪農生産者を応援
乳房の清拭にタオルは欠かせません
「おいしい牛乳作りには、清潔なタオルが必要」という生産者の言葉をきっかけに1985年から始まった「タオルを贈る運動」は、今年で36回目となりました。
一般的に販売されている牛乳が120~130℃の熱を加える殺菌方法(UHT)に対し、パルシステムの牛乳は本来の味を生かすため、72~75℃(HTST)または65℃(LTLT)と低い温度で時間をかけて殺菌する方法を採用しています。こうした牛乳を製造するには、細菌数の少ないきれいな生乳が必要です。生産者は、乳しぼりの前に乳房を拭いたり、牛舎や搾乳機械を清掃したりと、清潔な環境を保つことに努めています。ここで欠かせないのが、清潔なタオルです。
一方、組合員の家には贈答品などで家庭に保管したままのタオルが少なくありません。家庭に眠るタオルという“未利用資源”を酪農の生産に生かそうと呼びかけるのが「タオルを贈る運動」です。
温かいメッセージとともに届く清潔なタオルは、生産者を励まし、おいしい牛乳作りのエネルギーとなります。 今回お預かりしたタオルとメッセージは、その他の会員生協に寄せられた分と合わせて、パルシステムの牛乳を生産する4つの産直産地(北海道「こんせん72牛乳」、埼玉県・茨城県「酪農家の牛乳」、埼玉県「酪農家の低脂肪牛乳」、岩手県「いわて奥中山高原の低温殺菌牛乳」)へお届けします。
また、未使用タオルがご自宅にない方へ、1口130円で口数に応じた枚数のタオルをパルシステムが代わりにお届けする取り組みを今回より行っており、パルシステムグループ全体でご参加頂いた口数は9,444口となりました。そのうちパルシステム神奈川は1,935口(685名)のご協力を頂きました。
これらの牛乳を生産する産直産地へお届けします
〜みなさまのご協力、ありがとうございました〜