「第25回市民活動応援プログラム支援金引渡し式」を開催しました

12月18日、新横浜本部会議室にて「第25回市民活動応援プログラム支援金引渡し式」を行いました。今年度選ばれた17団体から13団体が参加し、団体に対して総額400万円の支援金が引き渡されました。

市民活動応援プログラムは、県内各地でさまざまな課題に取り組む市民団体を、資金面で応援することを目的に2000年にスタートし、今年度で25回目を迎えました。今年は51の団体から応募が寄せられ、選考の結果17団体（※）が今年度の支援団体に決定しました。

第25回市民活動応援プログラム支援団体一覧はこちら→（PDFが開きます）

※今回ご案内しています17団体は、11月3回、11月4回で「賛助金カンパ」を募った20団体のうち、最終選考を通過した助成団体のみの報告となります。

各団体からのごあいさつ

当組合の藤田理事長より「地域の困りごとをよくご存じのみなさんからお力を貸していただきながら、当組合もよりよい社会づくり・地域づくりに力を入れていきたい」とのあいさつで始まった支援金引渡し式。支援金目録をお渡ししたあと、各支援団体からどのような活動をしているか、助成金をどのように使い、どう役立てるのかを報告していただきました。今年度の支援団体は、「子どもの健全育成」「地域づくり」「福祉」「医療・健康づくり」「平和・人権」「環境」「経済格差対策」に取り組むさまざまな団体が対象となりました。活動紹介では活動への熱い思いが語られ、助成金の用途については、活動を継続させるための設備投資、人件費や支援内容の充実などにあてたいと意気込みをいただきました。

有識者選考委員からのメッセージ

第25回市民活動応援プログラム運営委員として、任命された外部有識者、西畑直樹氏（認定 NPO法人鎌倉市市民活動センター運営会議　地域コーディネーター）より総評をいただきました。
「この市民活動応援プログラムには７つの分野がありますが、今回は7つ全部に対して支援をすることができました。大変よろこばしいことです。活動を継続させるには安定した資金管理が重要で、助成金だけに頼らず、会費、寄付、事業収入などバランスよく調達する工夫が大切です。いろいろな分野の団体とコラボし、ネットワークを広げて活動を続けてほしいです」とお話いただきました。

協力して地域の課題に取り組むために

続いて、当組合が立ち上げた「公益財団法人神奈川ゆめ社会福祉財団」、「特定非営利活動法人セカンドリーグ神奈川」の活動内容や実践事例を紹介しました。公益財団法人神奈川ゆめ社会福祉財団からは「神奈川ゆめ奨学金がめざすもの」、特定非営利活動法人セカンドリーグ神奈川からは「食を通じた支援など多岐にわたる活動の紹介」がありました。

団体同士の交流タイム

各団体のお話の後は団体同士の交流タイムです。それぞれの活動にかける思い、詳しい内容、苦労していることなどを伝えあい、大いに盛り上がりました。名刺交換もし、今後の連携やコラボなどにもつながる交流タイムとなりました。

市民活動応援プログラムでは、2025年4月頃から各団体へ団体訪問を行います。また2025年5月28日には、横浜市港北区民文化センター「ミズキーホール」にて報告・交流会を行う予定です。報告・交流会では組合員も交えて地域での課題について、市民団体のみなさんと話をする機会もありますので、ぜひ多くの方々の参加をお待ちしています。

賛助金カンパ

11月11日～11月22日の間、組合員のみなさんに呼びかけました「賛助金カンパ」は、一次選考を通過した20団体の活動に対して、519,702円のご支援をいただきました。これらの「賛助金カンパ」は、各々の団体へ贈られ、地域のなかでの活動に役立てられます。
趣旨にご賛同いただき、応援してくださったみなさまに感謝申し上げます。