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書き損じはがきの寄付にご協力ありがとうございました

今年(2024年)、組合員のみなさんからお寄せいただいた書き損じはがきは5,580枚でした。
こちらのはがきを切手に交換し、公益財団法人民際センターの「ダルニー奨学金」に寄付をいたしました。

当組合ではメコン5ケ国(タイ・ラオス・カンボジア・ベトナム・ミャンマー)の子どもたちの支援のため、今年1月~2月に「書き損じはがき」のご寄付を呼びかけました。
2月には、(公財)大和市国際化協会の「外国人ママのひろば」の方たちとともにはがきの仕分けを行いました。
その後、集まった5,580枚のはがきを260,616円の切手に交換し、5月28日に県央エリアの活動組合員、理事・職員とともに民際センターに訪問して「ダルニー奨学金」への寄付を行いました。

民際センターへ寄付目録を提出しました

経済的に発展するメコン5カ国ですが、都市と地方の貧富の格差がますます広がり、中学生教育の機会に恵まれない子どもたちがいます。
そんな子どもたちを支援する教育支援制度が「ダルニー奨学金」です。

ダルニー奨学金の”ダルニー”はタイの少女の名前

今から37年前、民際センターの元理事長がタイを訪れた際に、ある村人の方が「ここはタイで最も貧しい地域、小学校卒業後すぐに働きに出る子どもが多いんだ。今、私の膝の上に座っているこの子も同じ境遇なんだよ」と話してくれたそうです。 元理事長が日本に帰国後、村人の膝の上に座っていた少女の名前をもらい、支援を募ったのが「ダルニー奨学金」のはじまりです。

今回の寄付ではカンボジアの4人の子どもたちを中学校卒業まで支援

今回の寄付では、カンボジアの4人の中学生を卒業まで支援できることになりました。
奨学生の選考は、経済的貧しさを重視しています。対象地域の村では、銀行もなければ、学用品や制服等を購入するお店もないため、現地の事務局が物品を購入して、子どもたちに現物支給をするそうです。

   

当組合では今後も、書き損じはがきの取り組みを続けていきます。 引き続き、みなさまのご協力をお願いいたします。

上記企画についてのお問い合わせはパルシステム神奈川 新横浜本部 地域活動推進課(E-Mail:palkana-heiwa@pal.or.jp)宛てにお願いいたします。