地域と連携 「EVトラックお披露目会」を開催しました
パルシステム神奈川は2024年1月10日、配送用EVトラックを導入しました。CO2排出量の削減や、エンジン音・走行音の抑制など、地域社会への貢献の一助をめざします。同日は1台目の導入を記念し、「EVトラックお披露目会」を大和センターにて開催しました。
新しく導入されたEVトラック(日野デュトロZEV)
鍵の贈呈(右から、南関東日野自動車株式会社 岩下氏、パルシステム神奈川 専務理事 網野、同大和センター長 小林、)
環境とドライバー双方に貢献
導入車両は、普通免許でも運転が可能で乗り手を限定しない構造です。荷台もこれまでより40cmほど低くひざほどの高さになりました。配送時に繰り返す乗降で生じる、担当者の負担軽減も期待されています。
会の冒頭では、車両メーカー日野自動車株式会社グループの南関東日野自動車株式会社から概要説明があり、「2024年問題に向けて、環境とドライバー双方に貢献できる車両としてぜひ活用してください」とエールが送られました。
「2024年問題」解決に向け活用
EVトラックを導入する当組合の大和センター長からは、運用メリットと具体的な運用方法を説明しました。「2024年問題として、配送の担い手が少なくなっているのが現状です。運転も作業もしやすい車両を導入できたので、最大限活用していきます」と語りました。
日野自動車株式会社からの車両概要の説明
大和センター長による運用方法の説明
保育園児との交流も実施
また、会場には、大和市内のふたつの保育園から約40名の園児を招き、実際に荷台や運転席に乗るなど、車両を体験しました。交通安全の学習企画やセンター冷凍・冷蔵施設の見学も行い、電気で走る自動車のことや、配送について楽しみながら体験してもらう機会を設け、日々配送している地域の住民のみなさんと交流を深めました。
当組合は地域の一員として、環境や交通安全に配慮し、心豊かなくらしづくりに貢献していきます。
保育園児の車両体験や交通安全の学習企画の様子
お披露目会の出席者のみなさんで
パルシステムの地球温暖化への取り組み
パルシステムグループは、2030年度の温室効果ガス排出量削減目標達成に向け、宅配事業の根幹を担うトラック燃料の切り替えに取り組んでいます。今後も、地球環境を大切にする社会づくりに向けあらゆる事業革新を行っていきます。
●パルシステムの環境への取り組み:https://www.pal-system.co.jp/sustainability/