「第24回市民活動応援プログラム支援金引渡し式」を開催しました
12月6日、新横浜本部近くの貸し会議室にて「第24回市民活動応援プログラム支援金引渡し式」を行いました。今年度選ばれた18団体から14団体が参加し、団体に対して総額400万円の支援金が引き渡されました。
市民活動応援プログラムは、県内各地でさまざまな課題に取り組む市民団体を、資金面で応援することを目的に2000年にスタートし、今年度で24回目を迎えました。今年は69の団体から応募が寄せられ、選考の結果18団体(※)が今年度の支援団体に決定しました。
第24回市民活動応援プログラム支援団体一覧はこちら→(PDFが開きます)
※今回ご案内しています18団体は、11月3回、11月4回で「賛助金カンパ」を募った24団体のうち、最終選考を通過した助成団体のみの報告となります。
各団体からのごあいさつ
今年5月から新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したことで4年ぶりにすべて対面での引渡式の開催となりました。
支援金目録をお渡ししたあと、各支援団体からどのような活動をしているか、助成金をどのように役立てるのかを報告していただきました。今年度の支援団体は、子どもの健全育成、地域づくりをテーマにした団体が多いほか、福祉、医療・健康づくり、平和・人権などに取り組むさまざまな団体が対象となりました。活動紹介では活動への熱い思いが語られ、助成金の用途については、スタートアップしたばかりの活動を軌道に乗せるための設備投資や支援内容の充実などにあてたいと意気込みをいただきました。
会場の様子
1団体ずつ支援金目録をお渡ししました
有識者選考委員からのメッセージ
第24回市民活動応援プログラム運営委員として、任命された外部有識者、西畑直樹氏(認定 NPO 法人 鎌倉市市民活動センター運営会議 理事兼事務局長)よりごあいさつをいただきました。
西畑氏からは、活動を継続するうえで大切な3つのことが伝えられました。
「ひとつ目は、拠点近辺にある市民活動センターの活用。市民活動センターでは、さまざまな要因による活動の行き詰まりに相談、アドバイスできるのでぜひ活用していただきたい。ふたつ目は、安定した資金管理。会費、支援金、カンパなどバランスよく資金調達をする工夫が大切。三つ目は、他団体等とのつながり。活動分野が違っていてもさまざまな団体とのつながりは活動に寄与するのでぜひこういった場でつながってほしい」という、これから活動がスタートしていく多くの団体にとってとても参考になるメッセージをいただきました。
第24回市民活動応援プログラム運営委員の西畑 直樹氏
(認定 NPO 法人 鎌倉市市民活動センター運営会議 理事兼事務局長)
協力して地域の課題に取り組むために
続いて、当組合が立ち上げた「公益財団法人神奈川ゆめ社会福祉財団」「特定非営利活動法人セカンドリーグ神奈川」の活動内容を紹介しました。ほかにも、当組合との広報連携で掲載している神奈川県内のボランティア募集掲載ページの案内をするなど、地域の課題解決に向けて各団体へ連携を求めました。
公益財団法人神奈川ゆめ社会福祉財団の余 泰順氏
特定非営利活動法人セカンドリーグ神奈川の六角 薫氏
市民活動応援プログラムでは、2024年4月頃から各団体へ団体訪問を行います。また2024年5月22日には、横浜市緑区民文化センター「みどりアートパーク」にて報告・交流会を行う予定です。報告・交流会では組合員も交えて地域での課題について、市民団体のみなさんと話をする機会もありますので、ぜひ多くの方々の参加をお待ちしています。
支援団体のみなさんと記念撮影
賛助金カンパ
11月6日~17日の間、組合員のみなさんに呼びかけました「賛助金カンパ」は、一次選考を通過した24団体の活動に対して、623,372円のご支援をいただきました。これらの「賛助金カンパ」は、各々の団体へ贈られ、地域のなかでの活動に役立てられます。
趣旨にご賛同いただき、応援してくださったみなさまに感謝申し上げます。