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「第1回パルシステム神奈川セーフティードライビングコンテスト」を開催しました

10月21日、綾瀬市内の運転教習コースにて、「第1回セーフティードライビングコンテスト」を開催しました。パルシステム神奈川で稼働する車両は約660台で、毎日のように神奈川県内を走行しています。すべての車両の運転手は、パルシステム神奈川の「安全運転ハンドブック」にそった運転を実施しています。今回、安全運転の知識や技術を競うコンテストを実施しました。

めざせ! 神奈川NO.1のセーフティードライバー

セーフティードライビングコンテストは、パルシステム神奈川の13カ所の配送センターから選ばれた36名がエントリーして、学科テスト50問と実技(トラック・軽自動車)の合計点で順位をつけます。

学科テストは、道路交通法や安全運転基本動作から出題され、実技試験は、指定のコース順路を走行する際に「安全確認の基本動作が正しく履行できているか」の審査が採点の基準になり、助手席の試験官が厳しく審査します。

パルシステム神奈川の「安全運転」は、この「安全運転の根拠を示すこと」と考えています。その根拠が「安全運転基本動作」なのです。今回のセーフティードライビングコンテストの趣旨は、この「安全運転基本動作」が正しく理解され、日常的に実践できているかを検証する場としました。

  

多くの声援で「安全運転」

当組合の理事長や専務をはじめ、職員やコンテスト出場者の家族が応援に駆けつけました。多くのギャラリーからの声援が会場内の雰囲気を盛り上げ、緊張していた出場者の気持ちをやわらげ、日常の業務のように運転に集中することができたようです。家族からの声援を受けると、照れながら笑顔で出発する光景も見られました。

緊張の学科テスト

実技試験の様子

家族も応援に駆けつけた広い実技試験場

表彰式

学科テストと実技の合計点の結果、「個人の部」および「団体の部」の各上位3位が表彰されました。受賞者からは、配送センターへ結果を報告するとともに、安全運転を浸透させるためにこれからもがんばっていきたいとの思いが述べられました。

表彰式の様子

上位表彰者のみなさんで

交通事故を防ぐには

2023年上半期の事故発生時の動作として、後退時の事故が32%以上を占めています。また、事故は新人が多いとは限らないのが現状です。このため、いかに後退時の「安全確認」が不足しているのかがわかるデータといえます。そして、事故原因のいちばんは、「漫然とした運転」による「確認不足」です。このときに「何を確認するのか」をしっかり理解していることが重要となります。

安全運転は「テクニック」も大事ですが、それ以上に安全運転の「知識」と「意識」が大きく影響します。狭路をギリギリに通過するテクニックではなく、ギリギリに通過しない順路を選ぶことで、「安全」を優先することが何より大切な「意識」となります。

パルシステム神奈川で稼働する車両(配送トラックと軽自動車)は約660台で、その1台1台が「安全運転の模範車両」になることをめざしています。この模範運転が次のひとり、その次のひとりと広がっていき「安全運転社会」の実現に近づけたいと考えています。

今回のコンテストが、そのきっかけとなり、さらに安全運転の輪を広げていけるよう、組織をあげて取り組んで参ります。

家族もいっしょに、参加者全員で記念撮影