書き損じはがきの寄付にご協力ありがとうございました
今春、お寄せいただいた書き損じはがきは7,084枚でした。
こちらのはがきを、6月に公益財団法人民際センターのダルニー奨学金に寄付をいたしました。
当組合では例年、年賀状のシーズンに書き損じはがきのご寄付を呼びかけています。
今年も7,084枚のはがきが集まり、公益財団法人民際センターのダルニー奨学金に寄付をいたしました。
ダルニー奨学金は、メコン5カ国（タイ・ベトナム・ミャンマー・カンボジア・ラオス）の国々で、経済的困難のため教育に恵まれない子どもたちに活用している教育支援制度です。
この度の寄付で、カンボジア（中学校・3年制）2人、ラオス（中学校・4年制）3人の計5人の子どもたちを卒業まで支援できることが決定しました。
今回、奨学生のみなさん（カンボジア）から組合員のみなさんへ感謝のお手紙をいただくことができました。
民際センターへ寄付目録を提出しました
サー・ティーダさん、ロウン・ソピーさん、ブラーク・シデーさんからの感謝のお手紙
パルシステム神奈川様へ感謝の⼿紙 （画像手紙の日本語訳）
私たちの名前はサー・ティーダ、ロウン・ソピー、ブラーク・シデーです。みな、クラチェ州にあるヴィール・キョン中学校の3 年⽣です。パルシステム神奈川様からのダルニー奨学⾦のご⽀援に対し、⼼より感謝申し上げます。
この奨学⾦はとても重要で価値のあるものです。私たちの学びを助け、経済的に貧しい状況で暮らす家族の負担を軽減してくれるからです。奨学⾦のご⽀援があるからこそ、⼀⽣懸命勉強するようにと励まされ、よりよい未来に向けて希望をもつことができています。
私たちは毎朝5時半ごろに起床し、学校へ⾏く⽀度をします。家を出る前に予習をし、⽔汲みなどの家事を⼿伝います。6時45分ごろに学校へ到着すると、校⻑先⽣の指⽰に従い、さまざまな活動に参加します。7時から11時までは授業があります。
その後は、たいてい料理や洗濯、⽫洗い、家畜のエサやり、野菜や⿂、⾷⽤ガエルなどをとるのを⼿伝います。週末には、キャッサバや⽶の収穫、⼯事現場での仕事などを探しに出かけ、収⼊を得ることで家計の⾜しにしています。
私たちは学校で勉強することができてとても幸せです。来年からは⾼校に進学し、卒業まで勉強を続けられたらと願っています。サー・ティーダは教師に、ロウン・ソピーは看護師に、そしてブラーク・シデーはエンジニアになるのが夢です。職を得られれば、家族の暮らしがよくなり、私たちの暮らす地域の状況も改善されるでしょう。
パルシステム神奈川様からのご⽀援に、あらためて感謝申し上げます。奨学⾦⽀援は、経済的に弱い⽴場にある⼦どもたちが、学校を中途退学せずに卒業まで学び続けられるよう⽀えてくださるものです。
⾃分たちのため、家族のため、そして国のためにも、たくさんの知識を⾝につけたおとなになりたいと思います。
最後になりますが、パルシステム神奈川のみなさまのご健康とお幸せ、ご繁栄をお祈りいたします。
2023年2⽉23⽇
ヴィール・キョン中学校（カンボジア）
サー・ティーダ、ロウン・ソピー、ブラーク・シデー
コー・カンダール中学校（カンボジア）2年生の
チャン・サヴォウンさんからのビデオメッセージ
奨学生のみなさんは、家の仕事を手伝う忙しい日々のなかで、懸命に学校へ通いながら将来の夢を描いています。
今後もパルシステム神奈川は書き損じはがきの取り組みを続けてまいります。
引き続き皆様のご支援・ご協力をお願い致します。
上記寄付についてのお問い合わせは新横浜本部 組織政策課（TEL045-470-4172 月～金・10～17時）宛てにお願いいたします。