ウクライナ避難民への食料支援を始めます
8月21日(日)から、神奈川県内のウクライナ避難民への毎月の食料支援を始めます。
川崎在住のウクライナ人ソロツカさんの協力でパルシステム商品を選定し、宅急便を用いたサービス「パルのはこ」で希望者の居住先にお届けします。
県の協力要請に「パルのはこ」を活用
神奈川県からのウクライナ避難民への食料支援の協力要請に応え、常温保存のパルシステム商品3,000円分を8月21日(日)から毎月1回、希望者に届けます。県内の居住地において少しでも祖国に近い食生活を送れるよう、ウクライナ人が好む食材や味付けの商品を川崎在住のテティアナ・ソロツカさんにご協力いただき選定しました。
開始から1年間、12回の商品発送には、パルシステム商品を全国に届けられるサービス「パルのはこ」の仕組みを用います。利用者である組合員が離れて暮らす家族などにメッセージを添えて商品を送れる同サービスの仕組みを活用し、避難しているみなさんの気持ちに寄り添えるよう応援の言葉も届けます。
ウクライナの窮状を伝えるソロツカさん
今回の支援の協力者テティアナ・ソロツカさんは20年前に来日し、伝統工芸の卵の殻のろうけつ染め「プィーサンキ」を通じてウクライナの文化を伝える活動を継続してきました。ロシア軍の侵攻開始以降は、娘のイリーナさん、バレリヤさんとともに国内各所でウクライナの窮状を伝える講演会などを開催しています。2022年8月6日の当組合主催の講演会にはオンラインも含め約100名が参加し、姉妹はウクライナが世界から忘れられないよう、多くの人々がともに支援を考えてほしいと訴えました。
講演会のレポートはこちら
■食料支援実施概要
対象:ウクライナから神奈川県内に避難している方
頻度と期間:月1回、開始月から1年間(12回)
お届け商品:パルシステムの常温商品3,000円分
申込受付:ウクライナ避難民支援相談窓口https://www.kifjp.org/news_info/9805
神奈川県によるウクライナ支援情報https://www.pref.kanagawa.jp/docs/k2w/ukraine.html
「パルのはこ」サービス概要
お届けする食品の選定にご協力いただいたソロツカさん一家