お米2.3トンを「フードバンクかながわ」へ~組合員の米購入量の一部を3カ月に一度提供~
当組合は、2022年1月より「お米でつながるみらいアクション」の取り組みを行っています。組合員が購入するお米(指定産地に限定)の一定量をフードバンクかながわへ提供すると同時に、神奈川にくらすもの同士の助け合いに繋げることもめざしています。8月5日、2回目の提供として2.3トンのお米を引き渡しました。
継続的、安定的な提供へ
2022年1月~6月に当組合の組合員が購入した対象となるお米(JA新みやぎ・JAいわて花巻)の量は、累計で388トンでした。
ここから1%に相当する3.8トンのうち、5月17日に1.5トンをフードバンクかながわへ引き渡したのに続き、8月5日に2.3トンを引き渡しました。
お米を受け取る フードバンクかながわ 藤田事務局長
食品の寄付の量よりも、提供量のほうが多い状況
新型コロナウイルスの収束が見えないなか、困窮状態に追い詰められる人たちがますます増えています。
2021年度、フードバンクかながわに登録している支援物資を必要とする団体数は、2020年度より多い281団体に(2022年3月18日時点)。
それにともない、食品の寄付を受けた量よりも団体へ提供量のほうが多くなり、不足分は寄付金で購入し提供しているのが現状です。
「お米でつながるみらいアクション」
当組合は、20年以上にわたりJA新みやぎ・JAいわて花巻と産直産地として協議会をつくり都市と地方との交流を継続してきました。2022年1月のお届け分より、パルシステム神奈川組合員が購入する両JA産のお米の1%の量※を3カ月ごとにフードバンクかながわへ提供します。
この取り組みを通じて、神奈川県に暮らすもの同士の助け合いにつなげます。また神奈川の組合員と宮城、岩手の生産者をつなげ、日本の食文化を守ります。
※提供するお米の量は作柄・状況によって変動する場合があります