パルシステム神奈川やパルシステム連合会の最新情報をお届けいたします。

  • 神奈川情報
  • ニュース

3Rについての環境出前授業を実施しました

当組合では、神奈川県内の小学校、放課後児童育成施設(学童など)を対象とした「環境出前授業」を、神奈川県(かながわ環境教室)と横浜市(環境教育出前講座)に登録しています。

2021年度は「3Rとプラスチック問題を考えよう」をテーマとした授業を登録し、鎌倉市立今泉小学校、横浜市立西柴小学校、ヒューマンスターチャイルドアフタースクールみなとみらい校から依頼があり、出前授業を実施しました(鎌倉市立腰越小学校からも依頼がありましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となりました)。

「3Rとプラスチック問題について考えよう」

鎌倉市立今泉小学校では4年生の社会科の授業として、横浜市立西柴小学校では6年生の総合の取り組みとして授業を行いました。 ビニール袋をのどにつまらせたウミガメや海岸に打ち上げられたプラスチックごみの写真などから海洋汚染の深刻さを伝え、リデュース・リユース・リサイクルへの理解を深めたうえで、私たちにできることを考え、気づき、ごみ問題を自分ごとととらえることが、この授業のねらいです。 グループワークでは、ごみと思われるイラストについて3Rのどれができるかを考え、選んだ方法とその理由を発表してもらい、理解を深めました。 パルシステムの3Rについて紹介する動画では、牛乳パックがトイレットペーパーにリサイクルされる場面や、リユースびんの洗びん工場の様子が出てきます。動画を視聴後、実物を回覧し、実際手に取ってみることで、3Rに対する関心も高まりました。

クイズを交えながら楽しく授業

隣同士で相談しながら3Rについて考えました

コロナ禍での出前授業

ヒューマンスターチャイルドアフタースクールみなとみらい校では、新型コロナウイルス対策として初のオンラインでの開催となりました。小学校ではコロナ禍によりリサイクルセンター見学などが中止となっているとのことで、パルシステムの3Rの取り組みの動画視聴とトイレットペーパーやリユースびんの回覧は、児童の実体験につながると先生方からもとても好評でした。

これから取り組みたいこと

授業の最後に「これから取り組みたいこと」をカードに記入してもらいました。「ごみを3Rに分けたこと、芯のないトイレットペーパーが印象に残りました」「これからは牛乳パックを学校にあるリサイクルに入れたいと思います」「食べきれる量を買う。小分けになっていないおかしを買う」「海のごみを拾う活動に参加する」など、一人ひとりができることを考え、これからの行動に結びつけることができました。

一人ひとりが自分にできることを考えました

当組合では2022年度も環境出前講座(3R、SDGsカードゲーム、電力)を実施する予定です。