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「第6次エネルギー基本計画(案)に対する意見」を提出しました

9月23日、経済産業大臣に対し、「第6次エネルギー基本計画(案)に対する意見」を提出しました。

私たちパルシステム神奈川は「生命(いのち)を愛(いつく)しみ、自立と協同の力で、心豊かな地域社会を創り出します」を理念に事業と活動に取り組んでいます。また、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、パルシステムグループとして「エネルギー政策」を制定し、再生可能エネルギーの普及を目的とした電力事業「パルシステムでんき」を立ち上げるなど、持続可能な社会の実現を目指して活動してまいりました。

第6 次エネルギー基本計画(案)が、原子力にも化石燃料にも依存しない、脱炭素社会のあるべき姿を描いたものとなるよう、以下意見を申し述べます。

 

  1. 該当箇所 7ページ「1.東京電力福島第一原子力発電所事故後10年の歩み」について(218~223行)、
    <意見内容>原子力発電ゼロへの早期移行を求めます。
  2. 該当箇所 40ページ「5.2050年を見据えた2030年向けた政策対応 (3)需要サイドの徹底した省エネルギー」について、
    <意見内容>エネルギー需要量の大幅縮小を可能とする社会の構築を目指し、省エネルギー施策を強化してください。
  3. 該当箇所 104~106ページ「5. 2050年を見据えた2030年向けた政策対応 (13)2030年におけるエネルギー需給の見通し」について、
    <意見内容1>2050年再生可能エネルギー100%に向け、2030年の導入目標を国際的水準である50%以上としてください。
  4. 該当箇所 104~106ページ「5. 2050年を見据えた2030年向けた政策対応 (13)2030年におけるエネルギー需給の見通し」について、
    <意見内容>石炭火力は2030年までの段階的廃止を求めます。
  5. 該当箇所 124ページ「7.国民各層とのコミュニケーションの充実」について、
    <意見内容>若い世代をはじめ国民が論議に参加できる仕組みを要望します。また、消費行動やライフスタイルの選択を通じ脱炭素社会の実現に主体的に参画できるような情報提供を求めます。

「第6次エネルギー基本計画(案)に対する意見」(全文)(PDF)