コロナ禍、生活困窮者へ ~「フードバンクかながわ」を通じ、県内の生活困窮者へお米6トンを提供~
生活協同組合パルシステム神奈川(本部:横浜市港北区新横浜 理事長:藤田順子)は、新型コロナウイルスによる困窮者への食糧支援として、8月と9月の2回にわけて合計6トンのお米を「公益社団法人フードバンクかながわ」へ寄付します。新型コロナウイルスの影響で困窮者への食糧品の需要増をふまえ、今年2月に6トンのお米の寄付に続き、追加での支援となります。
増えるお米の需要
新型コロナウイルスの影響で、非正規雇用では雇止めや仕事の減少により収入が激減し生活困窮な状況に陥っています。また、これまでほとんど行っていなかった学生支援も増えています。アルバイトで生計を立てていた学生も多く、とくに親元を離れてひとりぐらしをしている学生は厳しい状況に置かれ、食の支援を必要としています。このようななかで、お米の提供数は徐々に増えています。
「パルシステム神奈川」食糧支援の取り組み
・2月、6トンのお米をフードバンクかながわへ寄付
・6/1~6/14、当組合の役職員、協力会社社員を対象にしたフードドライブの実施
・6/1より県内12の配送センターと新横浜事業所、商品の受け取りステーション(ステーションパル)4カ所
にて地域住民も利用可能な回収ボックスを常時設置
・8/16~8/27、配達をご利用の組合員を対象に、配達時に寄贈品の受け取り
概要
【提供日】2021年8月6日、9月3日(予定)
【提供先】公益社団法人フードバンクかながわ
【提供品】米 6トン
お米寄付の様子(2021年2月)
【公益社団法人フードバンクかながわ】
2018年3月に設立。企業や公共団体から寄贈される食品や防災備蓄品など、大量の支援食品の一時的な受け皿となり一時保管と仕分け、賞味期限管理や記録作成など物流管理を担うほか、市民からのフードドライブの集約も行います。寄贈品は、約200の団体・行政(登録ベース)へ分配されます。2020年度は寄贈食品約210トン、提供食品は194トン。当組合を含む神奈川県内の協同組合・非営利団体から、職員・施設・資金等の提供を受けて運営されています。所在地は、横浜市金沢区。
【お問合せ】
生活協同組合パルシステム神奈川
運営本部 機関運営部 広報課
TEL:045-470-1154 / FAX045-470-4178