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「エネルギー基本計画見直しに対する意見」を提出しました

4月26日、経済産業大臣に対し、「エネルギー基本計画見直しに対する意見」を提出しました。

私たちパルシステム神奈川は「生命(いのち)を愛(いつく)しみ、自立と協同の力で、心豊かな地域社会を創り出します」を理念とし、安心して暮らせる社会をつくるために神奈川県内で事業活動を行なっております。当組合では、県内外の産地と産直を通じて消費と生産をつなぎ、互いが助け合い、資源循環と持続可能な社会づくりを目指しています。エネルギー分野では、パルシステムグループとして2011 年に起こった東京電力福島第一原子力発電所の事故を重く受け止め、未来の世代への責任と地球環境全体への責任を自覚し、2012 年に「エネルギー政策」を策定しました。「減らす」(省エネルギーの推進)、「止める」(脱原子力発電)、「切り替える」(再生可能エネルギーの普及)を柱として掲げ、再生可能エネルギーの普及などの事業・活動に取り組んでいます。
第6 次エネルギー基本計画が、原子力にも化石燃料にも依存しない、脱炭素社会のあるべき姿を描いたものとなるよう、意見を申し述べます。

 

  1. 若い世代をはじめ国民が論議に参加できる仕組みを要望します。また、消費行動やライフスタイルの選択を通じ脱炭素社会の実現に主体的に参画できるような情報提供を求めます。
  2. エネルギーシフトを進め、エネルギー需要量の大幅縮小を可能とする社会の構築を目指し、省エネルギー施策を強化してください。
  3. 原子力発電ゼロへの早期移行と工程の具体化を求めます。
  4. 2050 年再生可能エネルギー100%に向け、2030 年の導入目標を国際的水準である50%以上としてください。
  5. 石炭火力は2030 年までの段階的廃止を求めます。

 

「エネルギー基本計画見直しに対する意見」(全文)(PDF)