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「暴力と虐待から子どもを守る」カンボジア指定募金(ユニセフ指定募金)にご協力ありがとうございました

昨年度に引き続き、2020年9月14日から10月16日の間、神奈川県ユニセフ協会のカンボジア指定募金への協力を組合員に呼びかけ、124万6,865円の募金が寄せられました。

パルシステム神奈川では、神奈川県ユニセフ協会が取り組む、国や地域・使途を限定した指定募金に協力し、第4次指定募金として2019年度から2023年度の5年間は、カンボジア指定募金の呼びかけを行っています。2020年度の募金の呼びかけに、組合員より124万6,865円の募金が寄せられました。みなさまのご理解とご協力、誠にありがとうございました。

みなさまから寄せられた募金は神奈川県ユニセフ協会を通じて、カンボジアの学校や教員がクラスを効率的に運営し、暴力を使わずに問題を解決することで、教師と生徒の間で良好な関係を築くことができるように、教師への「ポジティブ生徒指導法」の研修、さらには、家庭内の子どもへの暴力を減らし家族に一体感を持たせることができるように、保護者への「ポジティブ子育て法」の研修のプロジェクト実施に使われます。

カンボジアの子どもに対する暴力は、周辺国と比べても深刻な問題となっています。カンボジアの子どもたちは2人に1人が物理的な暴力を、4人に1人が心的虐待を、20人に1人が性的虐待を受けています(「カンボジアにおける子どもに対する暴力に関する調査2013」より)。
2017年カンボジアで初となる「子どもに対する暴力の防止および対応のための行動計画2017年-2021年」が発表され、子どもに対するあらゆる形態の暴力をなくすための取り組みがようやく一歩前進しました。世代間で引き継がれる暴力の連鎖を断ち切ることはとても重要です。そして、その取り組みの結果は目に見えにくく、長期的な支援が必要となります。

2021年度も神奈川県ユニセフ協会と協力し「暴力と虐待から子どもを守る」カンボジア指定募金を呼びかけますので、引き続きご協力くださるようよろしくお願いいたします。