核兵器なき世界への願い~2021年1月、ヒバクシャ国際署名を 国連へ提出~
核兵器禁止条約条約の実現に役割を大きな果たした、一人ひとりの平和への思いが込められた「ヒバクシャ国際署名」が、2021年1月に国連へ提出されました。
国連は2020年10月24日に核兵器禁止条約が発効に必要な50カ国・地域の批准に達したと発表、90日後である2021年1月22日に国際条約として発効されます。
核兵器禁止条約の発効が間近に迫り、ヒバクシャ国際署名の役割の大きさ実感する気運が高まっていること、コロナ感染症の影響により2020年NPT再検討委員会の日程が2021年に変更されたことを受け、ヒバクシャ国際署名の受け付けを2020年12月31日まで継続しました。
組合員のみなさんよりお寄せいただきました114,692筆のヒバクシャ国際署名の思いは、世界中から寄せられた核兵器のない世界を願う署名とともに、2021年1月に国連へ提出されました。
「ヒバクシャ国際署名」がめざすのは、世界中のたくさんの人々の声を集め、核保有国も含めたすべての国を動かし、核兵器のない平和な世界を実現することです。そして、核兵器禁止条約の発効はゴールではなく、私たち人類がどのような未来を望み進んでいくのか、その大きな岐路に立っているのです。
当組合では、これからも組合員のみなさんとともに、平和の大切さを広く呼びかけ、争いのない世界を次世代につなげていくために呼びかけや活動を続けてまいります。