核兵器廃絶を訴える「ヒバクシャ国際署名」にご協力ありがとうございました
2017年から2020年8月まで、核兵器廃絶を訴えるヒバクシャ国際署名に114,692筆のご協力をいただきました。お預かりした署名はヒバクシャ国際署名連絡会を通じて、核兵器禁止条約が議論される国連総会に提出します。
一人ひとりの核兵器廃絶の思いを集めて
ヒバクシャ国際署名は、2017年から始まった「核兵器禁止条約にすべての国が加盟して、核兵器の完全廃絶すること」を求める署名活動です。「後世の人びとが生き地獄を体験しないように、生きている間に何としても核兵器のない世界を実現したい」との思いから平均年齢80歳を超えたヒロシマ・ナガサキの被爆者が呼びかけ、国際的に広がっていった署名活動です。被爆者の訴えと署名は、国連総会の場で世界の心を動かし、2017年7月7日に122カ国の賛成により、核兵器禁止条約が採択されました。
パルシステム神奈川の署名活動
当組合では、2017年から2020年8月までの4年間、組合員への署名ご協力の呼びかけを行いました。新横浜や関内など県内の駅近隣での街頭署名や、センター祭りやパルゆめつなごう展(商品展示会)などのイベント会場でも、一般の方へ署名を呼びかける活動に取り組んできました。お寄せいただいた署名累計は114,692筆となり、多くの方のご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。
神奈川の生協が協力して署名活動に取り組みました
神奈川県生協連が中心となり神奈川県内の生協は、神奈川県原爆被災者の会とともに「ヒバクシャ国際署名」に取り組んできました。スタート当初より、神奈川県内の生協と共同してキックオフ集会を毎年開催し、署名数や各生協での取り組みの報告、神奈川県原爆被災者の会の方のお話を聞き、署名に取り組む意義や学習会を行いました。2019年度にはヒバクシャ国際署名を広げようと、桜木町駅前で合同街頭署名を行いました。神奈川県内の生協が2020年8月末までの4年間で集めた署名累計は464,077筆となりました (当組合114,692筆を含む) 。
県内の団体による署名活動
関東学院のインターアクト部員の方々には、2017年度から3年間ご協力をいただきました。学園の文化祭で核兵器廃絶に関するパネル展示や冊子の配布などを行いながら、生徒や保護者のみなさんにヒバクシャ国際署名を呼びかけ、累計351筆をお寄せいただきました。
また、「事業連携を通じた地域振興・地域貢献に関する包括協定」を締結しているJAはだのより、ヒバクシャ国際署名への賛同とご協力をいただき、2019年10月411筆の署名をお預かりいたしました。
お預かりした署名は、ヒバクシャ国際署名連絡会を通じて、核兵器禁止条約が議論されている国連総会に提出します。
2020年8月末でヒバクシャ国際署名の取り組みを終了しますが、引き続き当組合では「生命の尊厳や生きる権利が守られた、安心して暮らせる世界をつくるために行動する」という平和活動の基本的な考えのもと、核兵器廃絶に向けた取り組みを続けてまいります。
※当組合のヒバクシャ国際署名の取り組みについてのお問い合わせは新横浜本部 活動政策課
(TEL045-470-4172 月~金・10~17時)宛てにお願いいたします。