神奈川県内5つの小学校で環境出前授業を行いました
当組合は、神奈川県の環境・エネルギー学校派遣事業(かながわ環境教室)の講師登録をしています。2019年度は、県内5つの小学校で環境出前授業を実施しました。
今年度の環境出前授業では、現在の環境汚染、とくにマイクロプラスチックによる海洋汚染の実態を知ってもらい、ごみの分別やリサイクルの大切さを学ぶ3R(リデュース・リユース・リサイクル)の授業「3Rとプラスチック問題について考えよう」と、電気のもととなる発電方法について学び、そのなかでも火力発電による環境への影響や地球温暖化の実態について学ぶ電力の授業「未来をつくる新しいエネルギー」を実施しました。
3Rとプラスチック問題について考えよう
その後、グループワークを行い、ごみと思われるイラストについて3Rのどれができるか考えてもらい、選んだ方法とその理由を報告して理解を深めました。また、給食時に分別している牛乳パックがトイレットペーパーにリサイクルされる動画を上映し、リサイクルに対する関心も高まりました。

3Rについてグループワークで考えました

子どもたちは積極的に意見を出してくれました
未来をつくる新しいエネルギー
授業終了後、お昼休みの時間を利用して、発電自転車を設置し、発電体験も行いました。子どもたちは自分で発電する大変さをとおして、目に見えない電気に興味をもち、同時に環境や未来についても学ぶことができました。

真剣にクイズに答える子どもたち

自転車で発電体験
当組合では、子どもたちに地球温暖化をはじめとする環境問題に対する理解を深めてもらい、「自ら考え、行動する人」を育成することを目的に、小学校での環境出前授業に取り組んでいます。
これからもあらゆる機会を通じて次世代を担う子どもたちに対して環境に配慮したくらし方を考える機会を提供していきます。