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湘南センター オープンしました

湘南センター オープンしました

3月23日、当組合12番目となる湘南センターが藤沢市南東部の柄沢に完成し、役職員による見学と設計施工を担当されたセック株式会社へ感謝状の贈呈を行いました。湘南センターは事務室や会議室の内装に小田原市森林組合の木材を多用した温かみのある雰囲気となっているほか、外構には災害時の地域支援に役立つよう、井戸と仮設水洗トイレの機能があるなど、事業だけでなく地域に親しまれるセンターとなっています。配送地域は鎌倉市と藤沢市の一部となります。

新型コロナウイルスの影響により、地域の方へのお披露目は見送らせていただきました

湘南センターのオープンにあたり多くの関係者や地域の方にもお披露目を予定していましたが、新型コロナウイルスの影響により正式な開所式は中止とし、参加者を一部の役職員・関係者に限定し、感染防止対策を行ったうえで建物の設計施工を担当されたセック株式会社櫻井保彦代表取締役社長に当組合藤田理事長から感謝状をお渡しました。

湘南センター外観

感謝状の贈呈 当組合藤田理事長(左)とセック(株)櫻井代表取締役社長

組合員活動にも使いやすく、職員も働きやすいセンター

感謝状贈呈後、参加者と施設見学を行い新センターの特徴について説明会を実施。1階は今後の使い方に応じて改装や内装に手を入れられる多目的スペース、2階は窓が大きく明るい休憩室と横になれる和室を設置。また、可動式間仕切りを外せば湯沸室のシステムキッチンと一体となる2つの会議室は、組合員の学習会やイベントでも大活躍できる作りとなっています。そのほか当組合の配送センターではじめて職員の雨具を乾かす乾燥室を設置、書類や道具を収納する個人ロッカーも用意し、事務スペースを効率的に使えるセンター設計となっています。冷凍冷蔵庫では新たに冷媒を従来の温室効果ガスではなくCO2を使ったパルシステムグループ内でも最先端の設備です。

小田原の木材があたたかい雰囲気の多目的スペース

大きな窓から富士山も見える休憩室

災害時に地域に開放する水洗トイレ

今回、湘南センター建設にあたり災害時には地域の方への支援ができるよう、井戸を掘削し災害用トイレを設置できる機能を設けました。井戸は地下80メートルの安定した水源を確保。通常はセンタートイレの洗浄水として使用しますが、災害時は手動式ポンプで揚水し生活用水として使うほか、井戸水を使った水洗トイレを3器設営します。開所式後の設置デモでは井戸の掘削をお願いした株式会社井戸屋の綾代表取締役からトイレ設置のデモとレクチャーを役職員向けに行いました。

下水施設の上に洋式便器を設置

井戸水による水洗トイレが完成

多様な設備を備え、働きやすく、組合員や地域の方も集いやすい湘南センターとなっています。今後ともよろしくお願いいたします。