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「第4回地域団体ミーティング」を開催しました

2月28日、オンラインにて「第4回地域団体ミーティング」を実施し、7団体7名、事務局2名、合計9名が参加しました。

 

地域の声からスタートした地域団体ミーティング

地域には、経済格差や子どもの貧困、孤立、大量の食品ロスなどさまざまな課題に対して、それぞれの立場で取り組んでいる市民団体がいます。 パルシステム神奈川では、そういった団体に向けて資金の助成をする「市民活動応援プログラム」があります。またプログラムの過程で助成団体同士、そして団体と当組合の交流を通じて、連携を模索するための報告・交流会を毎年開催しています。 その報告・交流会をとおして、県内には各活動分野のネットワークはありますが、“具体的な情報交換の場が欲しい”という多くの声をいただきました。そこで、みなさんの悩みや実践例などの情報や意見交換の場をもち、相互の交流を深めるつなぎ役ができればと2021年度よりミーティングをスタートしました。 4回目は、活動継続のうえでの課題(資金・広報・人材)と工夫についてをテーマにミーティングを開催しました。

 

共通の課題とさまざまなアプローチ

事前に提出いただいたアンケートから、活動継続のうえでの課題としてふたつがおもに挙げられていました。

ひとつ目は、資金面の確保について。助成金はありがたいけれど活動の継続といった点では一時的なもの、自主的な財源確保の必要性をどの団体もおっしゃっていました。そのなかで、身近な地域やこのミーティングでつながった団体からの紹介など、多様なつながりが運営に大きく寄与している事例報告、また、寄付することが食品を買うことのように、ふだんのくらしに溶け込むような寄付文化の定着へのアプローチについて意見交換をしました。

参加されたみなさん

ふたつ目は、人材の活用について。無償で携わってくださる方々への遠慮などから、どのように運営に携わっていただけるとよいか、という悩みの声が多くありました。そこで、「携わってくれる方一人ひとり目線が違うので、それぞれ何をしたいかコミュニケーションを取りながら携わっていただいています」といった意見、またそこから、ツールとしてのアプリ紹介などひとつの課題に対して多様なアプローチをうかがえました。

時間はあっという間でしたが、この場は課題を解決するのではなく、言葉にすることで共感の輪が広がり、いつかそれが地域全体に届き、活動が根付くための種まきとして続けていきたいと強く思う時間にもなりました。

参加団体一覧
一般社団法人Thoughtful Gift https://www.thoughtfulgift.org/
一般社団法人みんなのレモネードの会 https://www.minnanolemonade.com/
特定非営利活動法人RCB大口夢 https://ooguchiyume.com/
特定非営利活動法人Sharing Caring Culture https://sharingcaringculture.org/
特定非営利活動法人Fun Place39 https://funplace39.com/aboutus
神奈川区に多文化共生をすすめる会 https://www.kanagawa-ku.com/
れいんぼ~かふぇbyレインボースマイル湘南 https://ameblo.jp/rss2525/

継続したつながりの場に

参加されたみなさんの声より、今後も定期的に“つながれる場”として開催をしていきます。
ご関心、ご興味のある方、市民団体の方々、ぜひ問い合わせください。
次回のご案内など、詳細を連絡いたします。
◆お問い合わせ先
生活協同組合パルシステム神奈川
地域活動支援課
TEL:045-577-3533(月~金 9:00~17:00)
Mail:palkana-chiiki@pal.or.jp