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「暴力と虐待から子どもを守る」カンボジア指定募金にご協力お願いします

パルシステム神奈川ゆめコープは、神奈川県ユニセフ協会に協力し「暴力と虐待から子どもを守る」カンボジア指定募金に取り組んでいきます。ぜひ、みなさまのご支援をお願いいたします。

<子どもに対する暴力の防止と対応>
カンボジアの子どもに対する暴力は、周辺国と比べても深刻な問題となっています。
2017年、カンボジアで初となる「子どもに対する暴力の防止および対応のための行動計画2017年-2021年」が発表され、子どもに対するあらゆる形態の暴力をなくすための取り組みがようやく一歩前進しましたが、世代間で引き継がれる暴力の連鎖を断ち切ることがとても重要です。
また、その取り組みの結果は目に見えにくく、長期的な支援が必要です。

■カンボジアの子どもたちの現状■

2人に1人が物理的な暴力を、4人に1人が心的虐待を、20人に1人が性的虐待を受けています
(2013年「カンボジアにおける子どもに対する暴力に関する調査」より)

カンボジア指定募金 具体的な取り組み内容


  1. 小学校教師向け研修の実施「ポジティブ生徒指導法」

  2. 保護者向け研修の実施「ポジティブ子育て法」


募金方法


6桁注文欄に下記注文番号と数量をご記入下さい(ポイントカンパと現金カンパがございます)

カンパの方法は、カンパ金額を商品のご利用代金とあわせてお支払いいただく「現金カンパ」と、 たまったポイントを利用する「ポイントカンパ」の2通りの方法があります。

※お申込みいただいたポイントカンパが、保有するポイント未満の場合は、保有するポイント分のみの 適用となります。

【ポイントカンパ】

ポイント数  6桁番号
1口:300P 169307
1口:1000P 169315

【現金カンパ】

募金金額   6桁番号
1口:300円 106640
1口:1000円 106658
◆受付期間:7月15日(月)~8月16日(金)(8月3回注文受け付けまでとなります)

ユニセフ指定募金は、対象とする国や地域とテーマを絞り、計画的に継続した支援を行うことで、成果をあげることをめざしています。

カンボジアにおける子どもへの暴力と虐待の背景

【カンボジアの概要】

タイ、ベトナム、ラオスに接するインドシナ半島にある国です。
「アンコールワット」を含むアンコール遺跡群は、世界文化遺産に登録されています。
国民の9割以上がクメール人で、公用語はカンボジア語(クメール語)です。
仏教徒が90%以上を占めます。

【カンボジアの歴史】

1953年、フランス植民地よりカンボジア王国として独立。
1970年以降に始まったインドシナ戦争やその後の内戦と、1975年~1979年のカンプチア共産党(クメール・ルージュ)による支配、民主カンボジア(ポル・ポト)政権下での大量の自国民虐殺により、200万人~300万人のカンボジア人が命を落としました。当時の人口の1/3が犠牲になったといわれています。
その後も続いたいくつもの混乱により、多くのカンボジア人が暴力によるトラウマを受けています。
こうしたことで、その後のカンボジア人が暴力的な子育てに頼ってしまう傾向にあります。

子どもへの暴力と虐待を断ち切るために

【活動1】「ポジティブ生徒指導法」に関する教員研修の実施

  • 対象:小学校の教師1,500人(年間300人)
  • 目的:教師たちがクラスを効率的に運営したり暴力を使わずに問題を解決し、教師と生徒の間で良好な関係を築くこと。50,000人の生徒たちにとって安心して学べる学習環境づくり。
  • 活動例:約140 ドルで1人の教師が4日間の「ポジティブ生徒指導法」の研修を受けられます。

【活動2】「ポジティブ子育て法」に関する保護者への研修の実施

  • 対象:2,200人の保護者(年間440人)
  • 目的:家庭内での子どもへの暴力を減らし、家族に一体感を持たせること。
  • 活動例:約100 ドルで1人の保護者が12科目の「ポジティブ子育て法」の研修を受けられます。

指定募金への取り組みについて

【パルシステム神奈川ゆめコープの取り組み】

当組合では、2003年からユニセフが行うさまざまな指定募金に取り組んでいます。カンボジア指定募金は2019年1月より始まった神奈川県ユニセフ協会独自の取り組みで、以下SDGsの達成に向けた取り組みです。





  • 目標4:「質の高い教育をみんなに」

    ターゲット7「非暴力的文化の推進」

  • 目標5:「ジェンダー平等を実現しよう」

    ターゲット2「女児に対するあらゆる形態の暴力の排除」

  • 目標16:「平和と公正をすべての人に」

    ターゲット1「あらゆる形態の暴力の削減」

    ターゲット2「子どもに対する虐待、搾取および、あらゆる形態の暴力の根絶」



【SDGs】

2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」SDGsは、2030年のあるべき世界の未来を指し示す世界共通の目標です。持続可能な社会をつくることをめざし、世界が抱える問題を17の目標と169のターゲットに整理したものです。

お問い合わせ

生活協同組合パルシステム神奈川ゆめコープ 活動政策課


TEL:045-470-4172(月~金10:00~17:00)

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