「いま、『協同』が創る2019全国集会 in kanagawa」が開催されました
11月29日・30日に神奈川県民ホールと神奈川大学横浜キャンパスを主会場に労働者協同組合(ワーカーズコープ)が主となったイベント「いま、『協同』が創る2019全国集会 in kanagawa」が開催されました。初日の全体会は852名、2日目の分科会には781名が参加しました。
かながわ協同組合のつどいとの連携開催
「いま、『協同』が創る2019全国集会 in kanagawa」は2年に1回、日本労働者協同組合連合会(理事長 古村伸宏氏)が呼びかけ人となって開催するイベントで、「協同」という仕組みが、社会に対してどのような働きかけができるのかを考え、意見交換する集会です。今回18回目は神奈川県を会場に、神奈川県協同組合連絡協議会が毎年開催する「かながわ協同組合のつどい」と連携して開催されました。
集会タイトル「であう つながる いのち ちがいがおりなす豊かな未来」
初日の全体会は神奈川県民ホールでラッパーFUNIさんのオープニングパフォーマンス、黒岩祐治神奈川県知事のあいさつ、フォトジャーナリスト安田菜津紀さんの記念講演、地域の課題解決に取り組む方々を迎えてのパネルディスカッションが行われました。 2日目の分科会は神奈川大学横浜キャンパスを会場に「多文化共生 ちがう、かかわる、ともに生きる」「共に生きる社会づくりへ」「就職氷河期問題から地域共生社会を考える」を基調に20の分科会が行われ、中には神奈川県水産試験技術センターや小田原の山林、山北町の山地酪農の実践地に行くなど多彩な内容で行われました。
労働者協同組合は、働く人が出資して組合員となり経営に携わる協同労働の協同組合です。子どもを預ける場所が無い方のために預けられる場所をつくる、働きづらさを抱える若者のために一緒に働ける仕事をおこす、など地域の人々とともに考え協働して仕事をおこしてきました。今まで法的整備がされていませんでしたが、間もなく「労働者協同組合法」が制定される見込みです。 同じ協同組合の仲間としてワーカーズコープに注目していきましょう。
多くの方でにぎわった出展ブース
分かりやすい基調講演だった安田菜津紀さん
当組合も神奈川ゆめ社会福祉財団と共同でブース出展