岩手県の米産地JAいわて花巻にて「初夏の田んぼへGO!」を開催しました
6月11日~12日の2日間で、岩手県の米産地JAいわて花巻にて「初夏の田んぼへGO! 」を開催し、組合員5家族16名、理事・職員を含め20名が参加しました。
当組合と岩手県のJAいわて花巻は、花巻食と農の推進協議会を設立し、長年交流を続けています。コロナ禍で産地での交流会は2年間中止していましたが、3年振りに開催することができました。今回は、例年より参加人数を縮小し、感染対策をとりながらの開催となりました。笑顔で産地のみなさんが迎えてくれ、生きもの観察、地域の見学をとおして、化学合成農薬・化学肥料を極力減らし環境にやさしい農業に取り組んでいる産地について、理解を深める交流を行いました。
生産者と組合員のone team!
田んぼでつなぐ交流会
1日目は、『いわて花巻交流玄米』を育てている田んぼで生きもの観察と草取り体験をしました。
最初は怖がってお母さんの足にしがみついていた子どもたちも、田んぼの土や水に少しずつ慣れ、膝をくすぐる苗を感じながら、都会ではあまり見ることができない大きなオタマジャクシや元気なカエルに目を輝かせていました。大人に混じって積極的に草取りをしてくれた子もいました。田んぼに生える元気な雑草や生き物から農薬を使用していないきれいな水だということがわかりました。
生きもの観察中
草取り開始!
野菜の収穫も体験
花巻市東和町の魅力
2日目は、花巻市東和町の魅力を知る体験をしました。
まずは、恵まれた大自然の中で品質第一をモットーに味噌・醤油作りをしている創業1906年(明治39年)の「佐々長醸造」を見学。佐々長醸造株式会社社長 佐々木氏に案内してもらいました。
佐々長醸造株式会社見学
次に「成島和紙工芸館」で紙すき体験をしました。
日本最北端の和紙職人としても、生産者としても活躍されている青木氏に教えてもらいました。
成島和紙工芸館
紙すき体験の様子
リアルで超えてく
最後に三熊野神社にある成島毘沙門堂に訪問し、心がこもった郷土料理も堪能しました。
成島毘沙門堂にて記念撮影
花巻市東和町の魅力がギュギュっと詰まった2日間にわたる交流は無事に終了しました。
「実際に訪問することができてよかった」「また花巻に行きたい」など実開催での産地交流を楽しんだ様子がうかがえました。