オンラインコミュニティ「パルかなコンポスト部」活動報告
好評だった2024年6月開催のコンポスト学習会。その後のフォローアップとして、LINEオープンチャットを活用した「パルかなコンポスト部」を立ち上げました。コンポストに関心がある方なら誰でも参加でき、最終的には47名のグループでコンポストについてお悩み相談や情報交換を行いました。

気軽に質問、気軽に回答
コンポスト始めたいとき、また始めてからも、いろいろな疑問が出てきます。「どんな容器を使っていますか?」「これはコンポストに入れても大丈夫?」など、気になったらオープンチャットで気軽に質問できるのがいいところ。同じ経験をしている部員さんから「私も同じ経験をしました!」と反応があると「自分だけじゃないんだ」とほっとしたり、アドバイスをもらって安心したり。ほかの部員さんのやり取りを見ているだけでも参考になりました。

生ごみに混じっていた種から野菜が育つ♪

ネズミが侵入?!
配送センターでの取り組みの共有も
当組合の職員であり、LFCコンポスト(バッグ型コンポスト)のアドバイザーでもある宮本職員は、横浜菅田センターでの取り組みを写真で紹介。配達時に出る廃棄食品をセンターの屋上に置いたLFCコンポストで堆肥化。でき上がった堆肥を神奈川区の地域ケアプラザで活用していただいたことが共有されました。

地域で循環しています

廃棄食品をセンターで堆肥化
オフ会開催
11月30日、鎌倉の由比ガ浜のレストランでオフ会(オンライン上で知り合った人たちが実際に会って交流するイベント)を開催し、生ごみの分解が遅くなる冬に向けて、講師から冬のコンポストのコツを教えていただきました。ふだんオープンチャットではニックネームでやり取りしていますが、実際顔を合わせてお話しすると、話題も広がり、とても楽しいひと時となりました。レストランには消滅型コンポスト「キエーロ」が設置されていて、自分の家とは違うコンポストを見ることができるのも勉強になりました。

よく混ぜるのがコツ

ふかふかのキエーロ

オフ会またやりたいですね!
部員さんの声
- わからないことや困ったときに質問できて、教えていただけることがありがたいです。部員の方がどのようなコンポストを使っていて、どんなトラブルがあるなど、近況が聞けて勉強になります。こちらのチャットがあるおかげで、コンポストをやっていて心強いです。
- コンポストから派生して、循環型の社会をめざした取り組みなど事例を知りたいです。また家庭で取り組めるものがあればやってみたいです。
- 土を活かせる畑がある訳ではないので、多くなった土をどうしようかと悩んでいます。回収のお手伝い(例: 市役所など出張所)ができればと思い、次回の学習会にはぜひ参加させていただきたいです。
「パルかなコンポスト部」は、自分のペースで参加できるゆるやかな活動のかたちとして次年度も継続することとなりました。すでに参加されている方も、これからやってみたいという方も、いっしょにコンポスト生活を楽しみましょう!