LPAの「教育費講座とおしゃべりカフェ♪」を開催しました
3月4日、新横浜本部にてLPA(※)による「教育費講座とおしゃべりカフェ♪」を開催しました。
※ライフプラン・アドバイザー。ファイナンシャルプランナーの資格をもち、中立な立場でくらしのなかのさまざまなお金の問題に、生活者目線でこたえたいと活動している組合員メンバーです。
子どもの教育費の支援施策は、近年充実してきました。しかし、授業料が無料になったとしても、教育費がかからないというものではありません。そこで今回の講座では、現代の子育て事情から支援制度の現状、教育費を準備する際の考え方などを伝えました。
子どもの教育にかかる費用
まず講師は現代の子育て事情にふれ、小学生では習い事が盛んであり、中高では塾代、交通費、部活動の遠征費など、大学や専門学校となれば、施設費や教材費、遠方の大学の場合は生活費など、授業料以外にかかる費用が多くあることを紹介しました。受験でかかる塾代や受験料も忘れてはいけません。
そして参考資料をもとに、公立私立を組み合わせた教育費概算なども具体的に見ていきました。
「進路により費用はさまざまです。早いうちから夫婦で話し合い、計画的に教育資金を準備しておけば、希望の進路選択を応援することが可能になります」と講師は話しました。

生活者目線で親しみやすいLPA講師
教育費支援制度の現状
続いて、幼児教育・保育の無償化や、高等学校の無償化制度が公立・私立共に進むなど、広がりをみせる教育費の公的支援策について解説しました。ただそれに伴い、授業料やその他費用が値上がりしている背景があることにも注意が必要です。
必ず必要となる資金は安全な方法で準備を
教育費の捻出方法については、現在投資が推奨される傾向にあるが、確実に必要となる教育費は、リスクの少ない貯蓄手段を選ぶことが望ましいとのこと。
「支援金なども活用しながら、計画的に貯蓄を行い、将来の教育費に備えることが大切です」と締めくくりました。
講座のあとは、気になることを気軽に話し、共有できるおしゃべりタイム。講師ふたりの子育て経験や、共働き夫婦の家計管理などに話が弾みました。
アンケートから抜粋
- とてもていねいに教えていただけました。教育費はいつ必要になるのかわかるものなので、夫にも(共有して)用意できるよう努めたいと思います。後半の座談会は、先輩ママのお話も含め、とても楽しく話せました。
- 具体的でわかりやすかったです。お金の管理をする大切さを感じました。夫、子どもと話し合いながら考えていきたいと思います。