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LPAの「今から考えるセカンドライフⅡ~定年退職前後の手続き」を開催しました

2月19日、新横浜本部にてLPA(※)による『今から考えるセカンドライフⅡ~定年退職前後の手続き~』を開催し、20名が参加しました。

※ライフプラン・アドバイザー。ファイナンシャルプランナーの資格をもち、中立な立場でくらしの中のさまざまなお金の問題に、生活者目線でこたえたいと活動している組合員メンバーです。

定年退職時には、会社が行うことのほかに自分で行う手続きがさまざまあります。今回の講座では、退職金と税金、健康保険、雇用保険、公的年金などの制度を理解し自ら判断して手続きをすすめる必要性について学びました。

退職金の受け取り方

退職金の受け取り方には、一時金での受け取り以外に、確定給付企業年金・企業型確定拠出年金など、近年は新しい制度が導入されています。
講座では、制度の違いによるさまざまな退職金の受け取り方と組み合わせを示し、退職金の税制優遇制度である退職所得控除を活用する場合について解説しました。
「採用している制度は企業により異なりますので、自身や家族の勤務先に制度を確認することが大切です。受け取り方を考える際は、税金控除だけに目を向けるのではなく、セカンドライフを見据え、メリット・デメリットを総合的に考え判断することが重要です」とLPAは話しました。

講座の様子

公的制度と注意点

続いて、退職後に重要となる健康保険、雇用保険、公的年金についても具体的に説明。退職前にはあまり耳にすることのない健康保険の任意継続なども詳しく伝えました。
さらに、配偶者の手続きや退職後の住民税など、退職時に知っておきたい情報が多数紹介されました。

具体例をあげて紹介する講師

講師の問いに答える参加者

自分に合ったセカンドライフを迎えるために

定年年齢や退職金制度は勤務先ごとに異なるため、勤務先に確認しておくことは重要です。退職時に必要な手続きを把握し、税金や健康保険などの社会保険制度を理解することは、安心したセカンドライフへの第一歩となります。よりよい未来のために適切な判断ができるよう、早めに準備をすすめましょう。

アンケートから抜粋

  • 定年退職に関する全般の知識が増えました。手続きにもれがないよう、これから少しずつ勉強したいと思いました。
  • 知りたいことを沢山知ることができました。短い時間の中で沢山の情報を教えていただき、勉強になりました。
  • 「知っておくべきこと」を項目出ししていただけたので、大変勉強になりました。夫の分が複雑なので、私が手綱をしめて、上手くやっていきたいです。
  • 退職、再就職、年金について考えるよい機会になりました。ありがとうございました。
  • 専門的なお話しはなかなか自分ではわからないことが多いので、このような機会をいただけることが、有難いと思います。