健康と居場所づくりの取り組み「神奈川まるごと健康づくり」2024年度のご報告

2024年度は、新たな開催会場を増やし「神奈川まるごと健康づくり」健康チェックの会にさまざまな地域でより多くの方が参加できる取り組みを行いました。毎月楽しみに集う居場所づくり、日常の生活中で無理なくご自身の健康を気に掛けるきっかけづくりの場として活動することができました。

地域団体と共催した「健康講座」、「モルック＆健康チェック」や「健康チャレンジ」、パルシステム神奈川配送センターでの「健康チェックの会」と同時開催の「健康マージャン」や「フレイル予防体操」などの健康企画で地域の方とともに「神奈川まるごと健康づくり」をすすめました。

「健康チェックの会」の活動をより多くの方に

毎月開催の5会場に加え、地域団体と連携し、藤沢センター、鶴見センター、ぬくもり藤が丘、常念寺（川崎市麻生区）の定期開催会場を開設し、組合員や地域住民が定期的に健康づくりに参加できる機会を増やすことができました。2025年2月25日現在、「健康チェックの会」を113回開催し、延べ2,243人の参加がありました。

内訳として、定期開催は以下のとおりです（会場：開催数（参加延べ人数））
・南林間地区たすけあい協議会（大和市）：21回（499人）
・ふらっとパル茅ヶ崎（茅ヶ崎市）：8回（138人）（会場閉鎖に伴い2024年11月にて終了）
・あしたタウンラボ（横浜市金沢区）：10回（175人）
・城郷ノスタルジア（横浜市港北区）：8回（88人）
・麻生センター（川崎市麻生区）：21回（272人）
また、他生協や地域団体、行政と連携した地域イベントでの「健康チェックの会」は、45回1,071人の参加があり、多くの方が自身の健康に関心をもつきっかけをつくることができました。

誰でも気軽に参加できるイベント企画を「健康チェックの会」と併設開催することで、とくに日頃の健康づくりに関心をもたない方にも、健康づくりに関心をもつきっかけづくりを大きく広げることができました。川崎医療生協と連携した「健康チェック＆モルック」の企画をはじめ、地域のお祭りやフェスタなどに「健康チェックの会」を出展しました。

神奈川県生協連と連携して例年取り組んでいる「健康チャレンジ2024」は、「健康チェックの会」参加者と当組合役職員含めて94人の参加がありました。参加者には景品「コンディションカード」を1月末に配布しました。神奈川県生協主催の「神奈川まるごと健康づくり」フォローアップ研修＆交流会には延べ11人(12/4フォローアップ7人・3/26交流会4人)が参加しました。

地域の自主運営に向けたしくみづくり

自主運営のお試しとして、パルシステム組合員ボランティアによる「パルチガ健康応援団」を結成、「健康チェックの会」と同時開催で健康に関する講座を自主開催しました。その他の会場でも、運営ボランティアの参加も広がり、地域から246人（昨年対比346％）、組合員から延べ100人（昨年対比102％）が運営に携わりました。

パルシステム配送センターや地域会場での新たな会場では、地域団体と定期的な打合せを行いながら、地域人材の協力を得ることでさまざまな「健康チェックの会」との複合企画を開催しました。また、「健康チェックの会」機材を地域に貸し出しするしくみを作り、各地域で自主運営していく基盤づくりに向けた運用体制を整えました。

自主運営に必要なスタッフを養成する「健康づくりリーダー養成講座」を3回開催しました。新たに14人が健康づくりリーダーとなり、2024年度末の健康づくりリーダーは71人（組合員・地域の方16人・役職員55人）となりました。

2025年度の新たな地域開催の取り組みに向けて

22024年度の活動に加え、新たな行政や地域団体、他生協との「健康チェックの会」共催をかっかけに、配送センターを巻き込んだ新たな会場の開設を増やすとともに、地域組合員の自主運営をすすめて継続開催していくための基盤を整えていきます。