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「三浦半島EM研究会の畑で大根収穫!」を開催しました

2月1日、三浦市の「三浦半島EM研究会」生産者の畑で、「三浦半島EM研究会の畑で大根収穫!」を開催し、組合員12家族28名が参加しました。

「三浦半島EM研究会」は、EM(有効微生物群)や米ぬかなどの有機質肥料を使用して環境保全型・資源循環型農業に取り組んでいる生産者グループです。当組合とは2013年から野菜の収穫体験などの交流を行っています。

この日は、三崎口駅から徒歩20分程度のところにある生産者石渡さんの畑で、青首大根の収穫体験を通じた交流会を行いました。初めに、石渡さんからEMを使用した土づくりの方法や大根の栽培方法を教えていただきました。青首大根は種まきをしてから50日~60日程度(寒さが厳しい時期は90日程度)で収穫を迎えるそうで、畑には収穫期を迎え大きく育った大根が何列にも並んでいました。

お話のあとは、収穫したての大根をスティック状に切ったものを試食させていただきました。大根の上部と下部で食べ比べを行いましたが、どちらもみずみずしく、大根の甘さに参加者からは「これは、切っただけですか?」などの質問もありました。

収穫の仕方を教わったあとは、全員で畑の大根を抜いて並べるお手伝いをしました。大根の葉を切り落として出荷するため、大根の「頭」を同じ方向に向けて、2~3段に積んでいきました。各自、お土産用の大根も収穫して、今回の企画は終了しました。

力を込めて土の中の大根を引き抜きます

大根の収穫作業のお手伝い

    収穫して畑に並べられた大根

参加者みんなで記念撮影

参加した組合員の声

  • 今回参加して、大根畑が広がっている場所が、こんなに身近で、あることを実感しました。近郊産地のものを、たくさん買って、応援できたらいいなぁ…と、思っています。
  • 生産者のみなさんが、自然との闘いのなかで、消費者の私たちのことを思っていただきながら、一生懸命に大根を育てていらっしゃることに大変感銘を受けました。
  • 生産者の石渡さんご家族と会話させていただき勉強になりましたし、とくに子どもを参加させてよかったと思いました。野菜が育ち上がり私たちの口に入るまでさまざまな苦労や工夫があり、それに感謝しながら大切に食べようと子どもがあらためて気づいてくれたからです。日頃の慌ただしさから心がかたくなっていた私自身も、おいしい空気、広い畑、たくさんの緑のなかでのひとときでかなり元気になりました。
  • 貴重な体験をさせていただきおいしい栄養満点の野菜を育てるご苦労も知れ、これからはもっと食べたいと思いました。