LPAの「介護ミニ講座&おしゃべりCafé」を開催しました
1月22日、新横浜本部でLPA(※)の「介護ミニ講座&おしゃべりCafé」を開催しました。
※ライフプラン・アドバイザー。ファイナンシャルプランナーの資格をもち、中立な立場でくらしの中のさまざまなお金の問題に、生活者目線でこたえたいと活動している組合員メンバーです。
今は大丈夫、でもいつ始まるかわからない親の介護。そのときどのように対応すればよいのか、何から始めればよいのか、漠然とした不安を感じている方も多いのではないでしょうか。介護は個人差のある話題なため、周囲と気軽に話しづらく、ひとり孤独になりがちです。
そこで今回は、「まだ介護は始まってないけれど漠然と不安を感じている」という方に向け、ミニ講座と参加者同士が自由に語り合うおしゃべりCaféを開催しました。
将来の親の介護が不安な方に向けた「介護ミニ講座」
前半のミニ講座では、地域の情報の調べ方、相談先、介護認定を申請する前に知っておきたいことなどをLPAが説明しました。
相談先や相談のしくみを知り、ひとりで抱え込まないことは介護するうえでとても大切です。
「周囲と協力することで負担を軽減し、介護する人も自分の時間をつくりましょう」とLPAは話しました。
介護ミニ講座の様子
介護おしゃべりCafe
後半は自由に話せるCafé形式。介護に初めて直面する方のなかには、介護は具体的に何を準備すればよいのか分からない、ただ漠然と不安、という方も多いようです。そこで、講師ふたりが自身の親の介護経験を紹介。それをきっかけに、参加された方は施設の種類やお金の問題など、関心のあることを自由に話し、うなずいたり、メモをとったりしながら参加していました。
介護Caféで自由におしゃべり
10人いれば10通りの介護があるといわれます。介護は人それぞれ迎える時期もやり方も異なるため、漠然とした不安が募りがちです。だからこそ、このような場で誰かの経験を聞き、同じ立場で話せる相手がいることは、気持ちを楽にする一助となるのではないでしょうか。
介護される方の尊厳を大切にしつつ、周囲との協力や制度の活用で、介護する人自身も自らを大切にできる介護であってほしいとLPAは考えています。
今後も気軽に話せる場を提供することで、参加者の漠然とした不安を少しでも解消していけたらと思っています。
アンケートから抜粋
- 講師の方の生の体験をうかがえ、大変参考になりました。すごくよかったです! 知ることは大事ですね。
- 介護した、している方のお話が聞け、参考になりました。またこのような機会があれば参加したいです。
- アットホームでいろいろお聞きでき、とても参考になりました。
- いろんな方のお話が聞けてよかったです。