LPAの「キャッシュフロー表を学ぼう!」を開催しました
11月27日、新横浜本部にて、LPA(※)の新講座「キャッシュフロー表を学ぼう!」を開催しました。
※ライフプラン・アドバイザー。ファイナンシャルプランナーの資格をもち、中立な立場でくらしの中のさまざまなお金の問題に、生活者目線でこたえたいと活動している組合員メンバーです。
家計管理に有効なツール“キャッシュフロー表”
“キャッシュフロー表”ってよいと聞くけれど、具体的にどんなものかご存じですか?
長期間の資産管理や支出のコントロールを行うために有効なツールであるキャッシュフロー表。どのように作成し、どのような効果があるのかを学ぶ講座を開催しました。
キャッシュフロー表を作成することで、収支バランスや無駄な支出の発見、大きな支出時期の把握や将来の希望に向けた資金計画など、さまざまなお金の動きが見えてきます。
しかし、キャッシュフロー表を作成するには、自身の家計データをまとめる必要があるため、ハードルが高いと感じられる方も多いようです。
そこで、まずはキャッシュフロー表がどのようなものかを気軽に知ってもらうため、今講座ではモデルケースで学んでいただきました。
キャッシュフロー表の作成方法
キャッシュフロー表の役割について解説したのち、キャッシュフロー作成講座(※)で使用している質問票を使って、具体的にどのような項目、数値が必要になるのかを順番に見ていきました。手取り収入や保険料、変動費、固定費、家族のライフイベント、住宅や車関連、修繕リフォーム、もしかしたら独立する子どもへの支援もあるかもしれません。
続いて、モデルケースの具体的な数値をキャッシュフロー表に入力。イベントや目標、収入、支出を記入すると、あっという間に30年先までの家計シミュレーションが完成。見直すべきポイントやどう行動すべきかが見えてきます。また、キャッシュフロー表は一度作成したら終わりではなく、定期的に見直しを行い、家計の改善策を考えることで、将来のお金への不安を軽減する大切なステップとなるのです。
今回の講座で学んだ内容を活かし参加者がご家庭のキャッシュフロー表を作成することで、健全な家計を保ちながら将来の目標に向けた計画を立てられるようになることをLPAは願っています。未来30年間の家計シミュレーションをマンツーマンで作成する講座(※)も開催しています。ぜひトライしてみてください。
(※)講座「夢をかなえる未来年表を作ろう!」 次回開催2025/3/26(水)
講座の様子
ていねいに説明するLPA講師
アンケートから抜粋
- 参考例の家族で説明されていたことで、わかりやすかったです。お金に対して意識せず学んでこなかったので、知識をもちたいと思い参加しました。アバウトにし過ぎていたので、今日の講座を活用していきたい。
- 知識がなく将来が漠然と不安になり悩んでいたが、キャッシュフロー表が将来を真剣に考えていけるものだとわかりました。
- 自身の老後が心配で参加しました。とてもわかりやすい説明で、老親を抱えた今後をエクセルで考えてみます。
LPAは今後もみなさんのくらしに役立つ講座を開催していきます。