パルシステム神奈川のイベントレポートをご案内します。

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「やってみよう!カジノヤ大豆栽培」(収穫・選別)を開催しました

当組合では2013年より、納豆メーカー(株)カジノヤと組合員が協力して『つながる ひろがる ゆめ納豆』の原料となる「津久井在来大豆」を育てる「カジノヤ大豆ボランティア」を開催してきました。今年度は名称を「やってみよう! カジノヤ大豆栽培」にあらため、種まき、草取り、生育調査、収穫・選別の全4回で開催しました。

4回目となる今回は、11月23日に組合員18家族43名、役職員、運営に携わっている神奈川大学の学生などあわせて55名が参加して大豆の収穫・選別作業を行いました。

大豆の選別・収穫

パルシステム神奈川限定商品『つながるひろがるゆめ納豆』の原料の一部となる津久井在来大豆の栽培を組合員がいっしょに行うこの企画は、種まきから収穫・選別までの一連の流れを体験し、栽培の苦労や大変さ、カジノヤの商品である納豆の製造工程やこだわりについて、理解を深める企画として行いました。

6月22日に種まき、7月20日に草取り、9月21日に生育調査を行いましたが、夏の暑さが長引いたせいか、畑の大豆はまだ緑の葉をつけているものもあり、今回は、茶色くしっかり乾燥したものだけを根っこごと手で引き抜く作業から行いました。

その後、根を切り、脱穀機で脱穀した大豆を一粒一粒確認して、変色したものや欠けているものを取り除く選別作業を行いました。

カラカラに乾燥した大豆

みんなで収穫作業

脱穀機で大豆を脱穀

一粒一粒確認して選別していきます

参加者で記念撮影

大学生によるレクリエーション

毎年、この企画には神奈川大学山岡ゼミの学生が運営に参加していますが、今年も看板作りや大豆クイズなど、各回で工夫をこらしたレクリエーションを行い、組合員との交流を深めました。最後となる今回は、写真を見せながら、これまでの振り返りを行い、会を締めくくりました。

   

参加者の感想

  • 参加して納豆のパックをあけて、大豆がいとおしく見えてきました。簡単には商品はできないということを勉強させていただきました。『つながる ひろがる ゆめ納豆』を娘が気に入り「あれだけは大好き!」とのこと。ほかの納豆は食べません。これからも買い続けたいと思います。
  • 生産の一部に、自分たちも携わることのできる機会を与えてくださりありがとうございました。
  • すてきな体験をありがとうございました。子どもたちも自分で育てたおいしい納豆を食べることができて、幸せそうです。
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    今回収穫した大豆が、おいしい納豆になる日が楽しみです。

    大豆の生長の記録

    これまでの大豆の生長の様子もご覧ください。

    6月22日:種まきの様子

    7月1日:種まきから10日ほど経過した畑

    7月27日:だんだん大きくなってきました

    8月9日:かわいい花が咲きました

    8月26日:実がつき始めました

    9月5日:実がふくらんできました