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地域連携「横須賀センターで休日の学習支援を実施」(連携:特定非営利活動法人ひまわり)

11月4日、横須賀センターにて第24回市民活動応援プログラム支援団体の特定非営利活動法人ひまわりと連携し、ひとり親家庭親子に向けた学習支援を開催しました。当日は、4世帯9人、スタッフ2人、合計11人が参加しました。

つながることで広がる可能性

当組合では、市民活動応援プログラムの支援団体について、支援金の使途状況や近況などをうかがうため、毎年助成を受けた各団体を訪問しています。今年訪問しているのは、前年の助成団体(第24回助成18団体)。そのうちのひとつが、特定非営利活動法人ひまわり(※)です。
近況をうかがうなかで、不定期で届く物資(食品業界)の保管や配布場所としての協力相談を受けました。その後、活動エリアにあたる横須賀センターとも課題を共有し、意見交換の場を設けました。そのなかで、組合員にお届けする商品と混在した保管は体制が整わず、リスクがあるため見送ることになりましたが、祝日の子どもたちの居場所(学習支援)を探していることをうかがい、何か協力できることはないかと、まずは場の提供を試みました。

団体訪問の様子はこちらから

祝日の学習支援に挑戦

11月4日は文化の日の振替休日で、横須賀センターにて特定非営利活動法人ひまわりと連携し、ひとり親家庭親子に向けた学習支援を開催しました。
遊び心いっぱいのつくりになっている横須賀センターに足を踏み入れると、子どももおとなも思わず歓声。ひとまず、子どもたちは宿題やそれぞれの課題の勉強。気が散らないように、横並びで座ります。漢字練習、計算ドリルなど、それぞれが目標のところまでがんばっている間、おとなたちはこれからどんなことをしようかな、どんなことがしたいかな、こういうことやってくれるとありがたい! などを話し合いました。
そして、お楽しみの昼食♪ 今回は初回ということもあり、当組合の職員お手製のカレーをふるまいました。「おいしい!」の声をたくさんいただき、なかには5回もおかわりをする子どももいました。おなかが満たされたあとは、近くの公園で思いっきりからだを動かし、おなかも心もいっぱいになる時間となりました。今後も継続できるよう、地域の輪を広げていきたいと思います。

勉強はおよそ1時間集中。その後はおとなが介入してサポート

当組合の職員手作りのスペシャルカレーと、パルシステムオリジナル商品『クリーミーヨーグルト』をデザートに

※特定非営利活動法人ひまわり

子ども若者、ひとり親家庭親子を対象に、孤独孤立の緩和、自立に向けた伴走支援を行っています。さまざまな悩みや困りごとを抱えていても「今」を大切に生きてほしいとの願いから、季節や「タテヨコナナメ」の関係性(異世代間交流)を感じられる行事を取り入れ、子どもを中心とした世帯、自立過程の若者を対象に「ひとりぼっちじゃないよ」を合言葉に、交流の場や生活支援品の提供を行い、孤独孤立の緩和などに尽力しています。

所在地:横須賀市
ホームページ:https://www.yokosuka-himawari.com/