「船泊浜の母さん料理教室」を開催しました
10月24日、横浜市都筑区の「JA横浜 クッキングサロンハマッ子」にて、北海道礼文島の船泊漁協のみなさんと交流する場として「船泊浜の母さん料理教室」を開催しました。組合員19名とスタッフあわせて32名が参加しました。
商品カタログでもおなじみの『礼文島船泊の産直・旬の真ほっけ開き』など、北海道の食材をふんだんに使って行った「船泊浜の母さん料理教室」。
開催にあたって日本最北端の離島である礼文島から、船泊漁業協同組合(以下、船泊漁協)の女性部(船泊浜の母さん)を含む5名と北海道漁業協同組合連合会(以下、北海道漁連)より2名の方に、お越しいただきました。
「とり過ぎない」資源管理型漁業
調理に先立って行われた学習会では、礼文島の紹介や船泊漁協についての映像を見たあと、船泊漁協と北海道漁連の方から詳しい話をうかがいました。
礼文島は四方が海に囲まれ、ほっけ・たら・うに・昆布を中心に豊かな水産資源が産業の柱となっています。
船泊漁協では、2012年より独自で海の資源を守る取り組みをスタートし、「とり過ぎない」資源管理型漁業を行っています。主力のほっけ漁では漁業規制と網目規制をしています。メスの抱卵が始まる秋頃からは、とくに自主的に禁漁し、網の目を大きくして未成熟な小さい魚を取らないようにしているそうです。
国際的なMEL(メル)認証(※)も取得し、より付加価値のあるブランドほっけをめざしていることを学びました。
※MEL(メル)認証:国際的に認められている日本発の水産エコラベル認証制度。 マリン・エコラベル・ジャパン(MEL)は、水産資源の持続的な利用、環境や生態系の保全・管理へ積極的かつ効果的に取り組んでいる日本の漁業や養殖業の生産者を認証しています。また、その生産者からの水産物を加工・流通している事業者を認証しています。(日本生協連サイト(認証マーク)より)
船泊漁協と北海道漁連のみなさん
船泊漁協学習会の様子
礼文島の海の幸を食べてみんな元気に!
礼文島や船泊漁協について学んだあとは、いよいよ調理開始です。参加者たちは船泊浜の母さんたちのてきぱきとした実演を見たあと、4チームに分かれて調理を行いました。
今回はほっけちゃんちゃん焼き、にしんの煮付け、とろろ昆布のおみそ汁、たらフライの5種類のメニューを作りました。参加者のみなさんは浜の母さんたちと楽しく交流しながら調理を行い、和気あいあいと交流しながら、あっという間に料理が完成しました!
船泊浜の母さんと楽しくお料理♪
焼きたての脂がのったほっけ
揚げたてのたらフライを盛り付けて完成!
楽しくおいしく交流
待ちに待った昼食交流会の時間がやってきました。実際に調理したメニューに加えて、礼文島の海の幸をふんだんに使った贅沢な料理がテーブルいっぱいに並びました。浜の母さんや北海道漁連の方も参加者と同じテーブルにつき、おいしい食事をいただきながら、礼文島のことや料理のことなどで会話が盛り上がり、おなかも心も満たされるひとときとなりました。
食事をしながら参加者からは「子どもが船泊ほっけが好きでよく食べてる」とのお話もうかがうことができました。船泊ほっけは高鮮度・高脂質でパルシステムでも人気のPB商品となっています。
「礼文島」の海の幸を使ったお料理
最後に浜の母さんからの閉会のあいさつがあり、「これからも礼文島の海の幸のおいしい食べ方を教えていきたい」と参加者のみなさんに伝え、「船泊浜の母さん料理教室」を締めくくりました。
船泊浜の母さんから閉会のあいさつ
笑顔で記念撮影
参加者アンケート(一部抜粋)
当組合では、日本の漁業者や水産製造業者を応援するアクションとして「お魚食べよう」に取り組んでいます。
今後も、組合員のみなさんが生産者の方と顔の見える関係を築いていけるよう、交流活動に取り組んでまいります。