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日本大学×パルシステム県内産学連携 「青切レモン収穫体験ツアー」を開催しました

日本大学生物資源科学部食品ビジネス学科との年間を通じた県内産学連携。今年度は、ジョイファーム小田原でのフードツーリズムと、当組合の子会社ハートコープ神奈川の農福連携を研究テーマとしています。その一環として10月19日、同学科の川手督也教授のゼミ生による「青切りレモン収穫体験ツアー」を開催し、相模エリアと湘南エリアの組合員が参加しました。

フードツーリズムで青切りレモンと農福連携の生しいたけの魅力を発信!

県内産地のジョイファーム小田原が「青切りレモン」の生産を広げていきたいと考えていることを学んだゼミ生のみなさんが、楽しい収穫体験やランチ交流をとおしてその振興をサポートするプロジェクトを立ち上げ、10月19日にツアー企画を実施しました。また、農福連携についての学習もすすめ、就労支援B型事業所ハートコープ湘南で生産している「生しいたけ」のさまざまなレシピを考案しました。ツアー企画でも、そのなかから昼食のメニューを提供することにしました。
ツアー企画には、ジョイファーム小田原と年間を通じて産地交流を行っている相模エリアと、ハートコープ湘南がある湘南エリアの組合員とそのご家族の計8名が参加しました。

ジョイファーム小田原の生産者 石井さんのレモン畑に集合し、ゼミ生の司会進行でツアーが開始。レモンの枝には薔薇のようなトゲがあるので、専用のハサミでとりながらお気に入りの青い早生レモンを探して収穫しました。無農薬で栽培しているので表面はスレやキズがありますが、中身はまったく問題なし。切り口からはさわやかな香りがしました。

         ゼミ生が考案したツアーの行程

レモン畑で収穫体験の様子

収穫体験を先導するゼミ生とは別に、ランチの準備をするゼミ生は、梅の里センターで組合員のみなさんが来るのを待ちながら、しいたけを使ったキーマカレー、青切りレモンのラッシー、レモンドレッシングのサラダを調理しました。お楽しみのランチは、ゼミ生のみなさんの気持ちのこもった、おいしくてすてきなできばえでした!

後半は、農福連携についての学習発表や青切りレモンのクイズを行ったり、青切りレモンのバスボムを作ったりと、ゼミ生と組合員との交流もはかれました。

しいたけを使ったキーマカレー
青切レモンを使ったラッシーとサラダ

青切レモンを使ったバスボム作り

斬新なお土産袋で産地をPR

参加したみなさんで記念撮影
組合員、生産者とも満足度の高い企画となりました

参加した組合員からは
・どのレシピもおいしくて、学生さん方のオリジナルとお聞きし、とても驚きました。
・プレゼンやクイズも勉強になってすごく楽しかったです。農作物は活用方法を知ることができるとぐっと身近さが増すと思うので、このような企画は大変ありがたいです!
・とってもよい企画でした。楽しく参加できて学生さんたちのがんばりに拍手です!
・みなさんで協力して取り組まれている姿がすばらしく、おいしいお料理もありがとうございました。
といった感想が寄せられ、好評のうちに終了することができました。