「JAいわて花巻 稲刈り体験」を開催しました
9月28日~9月29日の2日間、岩手県の米産地JAいわて花巻にて「稲刈り体験」を開催し、組合員8家族21名、理事・職員を含め25名が参加しました。
当組合と岩手県のJAいわて花巻は、花巻食と農の推進協議会を設立し、交流を続けて今年で30周年を迎えました。6月に開催した「田んぼの草取り体験」から3カ月がたち、今回は稲刈り体験企画を開催することができました。
この交流企画では、生産者と直接顔を合わせ、生産者の米作りにかける思いやお米のありがたみ、大切さを五感で感じることができる企画となっています。
みんなで稲刈り体験
近年は夏の暑さの影響により稲刈り時期が早くなり9月の初めころには稲刈りが始まっていたとのことです。
1日目は、天候にも恵まれ稲刈りをすることができました。鎌を使用しての稲の刈り方、稲の束ね方などを生産者から教わり、収穫体験がスタートしました。参加者は、生産者の方々と交流しながら稲刈り体験をすることができました。
はじめての稲刈りに挑戦
稲刈りレクチャーの様子
レクチャーしてもらった生産者と記念撮影
夕食では、小山田美女会(女性生産者)の方々による手作りの郷土料理をいただきながら生産者との交流を行いました。
つきたてのおもちや釜炊きの炊き立てごはんを堪能しました。お米づくりの大変さなどを教わりながら、互いの思いなどを意見交換することができました。
夕食時にはもちつきも体験
2日目は、生産者の小原忍さんの東部りんご園で、紅いわてという品種のりんごを収穫することができました。
小原さんのりんご園では15品種くらいのりんごを栽培しており、さまざまなりんごの説明やりんごの収穫方法などを教わりました。
りんご収穫のあとは、収穫されたもみを保存、調整する場所(カントリーエレベーター)の見学をしました。ここでもみがお米になり、出荷するまで保管されます。こちらでは、持ち込まれたときに30%程度あったお米の水分を、15%になるまで乾燥させるということです。
東部りんご園の立派に実ったりんご
紅いわてを収穫しました
お米倉庫を見学
昼食時には、パルシステムのサスティナブルアクションのひとつである「お米で超えてく」の取り組みを参加者へ紹介し、参加者のみなさんから「お米で超えてく宣言」をしてもらいました。
2日間の体験から学んだことを振り返り、お米をこれからもおいしく食べるために何ができるかを自分なりに目標設定することができました。
お米で超えてく宣言!
収穫体験をとおしてお米づくりの大変さや生産者の思いを知る貴重な機会となりました。また、花巻市東和町の豊かな自然と心温かな生産者とふれあうことで魅力をたくさん感じることができた2日間となりました。
JAいわて花巻の生産者のみなさん、本当にありがとうございました。
稲刈り体験での集合写真