パルシステム神奈川のイベントレポートをご案内します。

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「大人気! 『お料理セット』で交流しよう 青年農業者交流会」を開催しました

9月12日、「大和市文化創造拠点シリウス」にて、「大人気! 『お料理セット』で交流しよう 青年農業者交流会」を開催しました。組合員、産地、スタッフあわせて36名が参加しました。

青年農業交流会とは

2年に1度、パルシステムの産直産地を担う若手生産者と消費者(組合員)が集う「青年農業者交流会」を消費地で開催しています。生産者と組合員が産地の思いや商品、日々のくらしのことなどを話し、お互いの理解を深める場となっています。コロナ禍で開催ができずにおりましたが、今年5年ぶりに集合開催が実現しました。

大人気! 『お料理セット』で産地を知る

開催にあたって有限会社サンドファーム旭(千葉)、有限会社ジョイファーム小田原(神奈川)、有限会社大紀コープファーム(奈良)、有限会社肥後あゆみの会(熊本)、株式会社マルタ(東京)、有限会社やさか共同農場(島根)、株式会社和郷園(千葉)の7産地から青年農業者10名にお越しいただきました。今回はパルシステムの国産の食材と調味料、レシピがセットになった便利な『お料理セット』を作りながら「生産者と交流しよう」という企画を開催。今年で10周年を迎える『お料理セット』についてスタッフの説明のあと、参加者と青年農業者が6グループに分かれ、調理を開始しました。

『お料理セット』の説明

出荷基準に満たないサイズの野菜なども活用

熱心に説明を聞く参加者のみなさん

今回使った『お料理セット』は「牛すじのビーフシチューセット」と「5種野菜とくるみのサラダセット」の2種類です。手間のかかるイメージのある牛すじを使った料理も冷凍の牛すじ、カット済みの野菜と水、ソースを入れて煮込むだけ。『お料理セット』を使えば簡単に作ることができました。参加者たちからは「とっても簡単。夫にも作ってもらおう」「夫とお料理セットを作ったら、夫が料理好きになったの」などの声が聞かれ、大いに盛り上がりました。また、生産者からは「こんなに簡単なら手軽に野菜を食べてもらえそう」などの声がありました。育てている農産物や産地のこと、おいしい食べ方や保存する際のちょっとした工夫なども教えてもらい、和気あいあいとした雰囲気で、楽しくおしゃべりしながらの調理となりました。

ビーフシチューの味付けもラクラク♪

ふだんどんな野菜を食べていますか?

煮込む間も楽しいひととき

楽しくおいしく交流

料理のよい香りがしてきたころで、待ちに待った食事の時間がやってきました。お料理セット2種のほかにもおなじみのパルシステム商品がテーブルに並ぶと、参加者からは「おいしそう!」「早く食べたい!」の声が。生産者と参加者が同じテーブルにつき、おいしい食事をいただきながら、料理のことや家族のこと、産地や商品のこと、後継者のことなどで会話が盛り上がりました。参加者の方たちは農業の今後、地域づくりなど、幅広い視野をもった生産者たちのパワフルさに元気をもらい、貴重な時間となったようです。

ランチはすべてパルシステム商品

みんなでいっしょに「いただきます」

会話がはずむ参加者たち

産地の思い

食後に生産者のみなさんにそれぞれの産地の取り組みや地元のお気に入りの風景写真を紹介していただきました。また「トマトの花言葉は?」など産地のクイズや方言のクイズ、合唱、メッセージカードに今回参加したみなさんへの気持ちを残したりと終始笑顔の絶えない企画となりました。

「やさか共同農場」産地紹介

熊本の方言「さしよりビールば!!」

大いに盛り上がった3択クイズ

当組合では今後も、組合員のみなさんが生産者の方たちと顔の見える関係を築いていけるよう、交流活動に取り組んでまいります。

青年農業者のみなさんと「超えてく!」

参加者から生産者への応援メッセージ

参加者アンケート

  • 生産者の思いを知ることができました。
  • お料理セットを初めて使ってみました。とても簡単で便利ですね。
  • 簡単に作れた料理を生産者と話しながら楽しく堪能できました。
  • 安全・安心な商品を若い方たちが頑張って育てていることを知ることができました。
  • 生産者においしい食べ方を教わったので試してみたいです。
  • 雑草が多くても除草剤を使わず人力で草刈りして安全安心なことにこだわっていることがよくわかりました。