「夏休み子ども環境ワークショップ」を2種類、開催しました
8月9日、パルシステム神奈川 新横浜本部(横浜市港北区)にて、夏休み子ども環境ワークショップを開催しました。未来の地球環境保全を担う子どもたち(小学生)を対象にした環境啓発企画として、午前に、水をテーマにした「水博士になろう!」午後には、生き物をテーマにした「生きものをもっと知ろう!」の2種類の環境ワークショップを同日開催しました。
水博士になろう!
「水博士になろう!」は、水を尊重する気持ちを持ち、水への責任感を養うことを目的としたアメリカ生まれの環境教育プログラム「Project WET(プロジェクト・ウエット)」に基づいたワークショップです。同プログラムのエデュケーター資格を有する職員のもとで開催しました。
参加した15人の子どもたちは、さまざまなアクティビティ(※)を通じて、水の価値は住んでいる国・場所により変わることや、地球上で自分たちが使える水はほんのわずかしかないことを知り、水の大切さを実感したようでした。
地球のビーチボールをパスし合うゲームを通じて海と陸の面積を計算しました
参加者自身が水になって、水はどこからくるのか確認しました
地球上に存在する水の量・種類・自分たちが利用できる水の量を確認しました
生きものをもっと知ろう!
「生きものをもっと知ろう!」は、自然環境や生き物のために行動できる子どもを育てることを目的としたアメリカ生まれの環境プログラム「Project WILD(プロジェクト・ワイルド)」に基づいたワークショップです。同プログラムのエデュケーター資格を有する職員のもとで開催しました。
参加した9人の子どもたちは、さまざまなアクティビティ(※)を通じて、動植物を取り巻く環境、個体同士の関係性などを知り、動植物のすばらしさ、命の大切さを学びました。
同じ生き物を先に見つける対戦競技を行いました
擬態(カモフラージュ)している生きものはどこかな?
想像しながら実物大の生き物の絵を描きました
※アクティビティ
この企画では、ワークショップ(体験型プログラム)に、ゲーム感覚で参加してもらい、子どもたちが自ら学ぶ姿勢を働きかけます。答えを教えるのではなく、体験しながら“考える力”を引き出す「アクティブ・ラーニング方式」を採用しています
うちエコ診断も実施
いっしょに来場された保護者のみなさんには、会場内で子どもたちが作業をしている姿を見学していただきました。その合間にうちエコ診断士がエネルギーの使用状況を診断し、自宅の光熱費・CO₂削減についてアドバイスをする簡易版「うちエコ診断」も実施しました。自分でできる省エネ行動に取り組んでみたい、などの感想がよせられました。