夏休み♪ SDGs推進活動『2030SDGsカードゲーム』講座を実施しました
7月29日、組合員に向けて『2030SDGsカードゲーム講座(※)』を実施し、おとな8名、子ども5名、ボランティア2名が参加しました。
(※)2030SDGsカードゲーム:SDGsの17の目標を達成するために、現在から2030年までの道のりを体験するゲームです。詳しくはこちらから⇒
未来の地域社会づくりに向けて
当組合の2030年ビジョンは「だれもが認めあい、ともにいきる地域づくり」です。これは、国際社会が協働して地球規模で取り組むべき目標がまとめられたSDGsにも通じます。SDGsを推進することでだれひとり取り残さない地域社会づくり、ひいてはビジョンの達成をめざしています。
組合員に向けて2年目の取り組み
地域・学校への出前講座としては2020年度から講座を開催していました。一方、学校等が申し込みをしないと受講できないため、組合員の方からはお子さんに向けて、またご自身が受講したい!という声をいただき昨年度から組合員を対象に講座を開催。好評のため今年も開催しました。
全体の流れ
”子ども”と”おとな”で分かれて120分間(休憩5分)の講座を実施しました。
講座前半では、SDGsの概要について17の目標事例と合わせて説明。後半は、SDGsが日々の生活とどんなつながりがあるか、明日からできる一歩を考えていただきました。“一人ひとりの選択”が社会を変えていく、この取り組みスタイルは、“世界を転換transformするために”、一人ひとりがアクションを起こしていこうとするSDGsの取り組みと通ずることを伝えます。
おとなに向けた講義前半の様子
子どもに向けた講義前半の様子
ゲームの実践
作戦会議1分 前半9分 中間発表5分 作戦会議1分 後半15分 結果発表5分
各自が他者とのコミュニケーションや交渉を促進させる仕掛けとなっています。目的に向かって、話し合い、他者の目的を理解して交渉するという経験を積みます。前半は自分の目標達成に奔走、結果目標を達成できても世界を見渡すと環境や社会は課題がたくさん。その後、中間発表を経て世界の状況やゲームの目的を俯瞰し、豊かな世界とは何かを考え、そのために自分ができるアクションについて考え、周りの人たちとのコミュニケーションや協力をする姿が伺えました。
カードゲームに取り組む様子
はじめましての友だちにも積極的に交渉
協力する姿が目立ちました
おとな世界の2030年世界の状況
こども世界の2030年世界の状況
参加者の声より
<おとな>
- カードゲームを通して一人の力ではどうにもならないことでも、周囲の協力やみんなの力で変わることを実感できた。
- 今回はカードゲームでしたが日常生活にも通じると感じました。ふだんのニュースにも目をとめたり社会や世界に関心が持てました。
<子ども>
- 参加のきっかけは親に言われてだったけれど、カードゲームを体験して自分の行動が社会や環境をよくすることを感じました。SDGsを大切にします!
- 未来はドラえもんの世界のようになると思っていたけれど、このままではドラえもんの世界どころか今よりももっと悪くなると感じています。だけど自分が変わりみんなでSDGsを進めたら変わる!と思いました。
このカードゲームを通して、地域および子どもたちへSDGsの理解を深め、未来の地域社会づくりに向けて「自ら考え、行動する人」の育成をめざしています。