パルシステム神奈川のイベントレポートをご案内します。

  • 食と農 産地交流

日本大学×パルシステム県内産学連携 3年目のコラボ始動

2022年度から始まった日本大学生物資源科学部食品ビジネス学科との年間を通じた県内産学連携が今年度も始まりました。今年度は同学科の川手督也教授のゼミ所属の3年生13名が参加します。パルシステム神奈川は職員を講師として派遣し「協同組合」や「食を通じたより良い地域づくりの事例」などを紹介し、産地の魅力や商品の活用アイデアを学生たちが発信するまでをコーディネイトしていきます。今年度は、フードツーリズムと農福連携を研究テーマとしてすすめていくこととなりました。

農福連携・ハートコープ神奈川のしいたけ栽培を見学

当組合が設立した子会社株式会社ハートコープ神奈川は、誰もが地域社会とつながり、自分らしく活躍できる職場をつくるよう、4月1日、就労継続支援B型事業所「ハートコープ湘南」(藤沢市)を開設しました。障がい者とともに農業に携わる「農福連携」の現場です。横浜市戸塚区にて農家からビニールハウス1棟を借り受け、菌床しいたけの栽培を開始しました。
6月25日、川手ゼミの学生のみなさんと先生方がその栽培の様子を見学しました。

菌床にどのようにしいたけが生育するのか、温度や湿度、CO2濃度をどのように管理するのか、収穫されたしいたけの仕分けや栽培に携わる利用者の状況などをヒアリングしながら、しいたけの収穫も体験しました。収穫のタイミングの見極めにはコツが必要なようでした。

しいたけが生育するまで流れについて学びました

しいたけ収穫の体験

     収穫できたしいたけ

今回の見学で農福連携について理解を深め、しいたけをより多くの人に活用してもらえるよう、今後レシピ開発などの研究にとりかかっていきます。
お楽しみに!