「人生のしまい方~元気なうちに考える 葬儀とお墓」を開催しました
6月5日、ラジオ日本クリエイト事務局会議室(横浜市中区)にて、一般社団法人シニア生活文化研究所 代表理事の小谷みどり氏を講師に迎え、くらしの見直し講演会「人生のしまい方~元気なうちに考える葬儀とお墓」を開催し、85名が参加しました。
自分の人生のしまい方を考える
社会環境の変化から、葬儀やお墓事情は様変わりしてきています。
今回の講演会では「葬儀とお墓の問題、それに伴う自分の人生のしまい方」について学びました。
今や単独・夫婦のみの世帯が半数以上となり、出身地から離れてくらしている方も多いという状況で、女性の約8割は喜寿(77歳)を祝うまで長生きするという高齢化時代でもあります。
「いつか、これから、ではなく、やりたいことはどんどん今すぐやった方がいい。人生でいちばん若い時は今!」と小谷氏は力強く訴えました。
老・病・死、は避けられないもの。
そのリスクを受け入れ、予め準備しておくことが大切とのこと。
自分の死が近づいたときに、どうしたいのか。
実際にそのときが来たタイミングでは、意思表示ができないかもしれません。
元気なうちにこそ、家族で話し合っておくとよいそうです。
「現在は葬儀をあげず、宗教色のない葬儀も増えています。葬儀はこうしなければならない、と思い込んでいる方も多いかもしれません。たとえば、棺や骨壺など、葬儀社に依頼しなくても自分で用意できるものもあります」などの話に、多くの参加者が驚いていました。
小谷氏のユーモアあふれる語り口が楽しく、講演は終始、参加者の笑い声に包まれ、なごやかな雰囲気ですすめられました。
死を考えるということは、今の生き方を考えるということでもあるという深い気づきを得た講演会でした。
トークが楽しい小谷氏
笑いがあふれる会場の様子
参加者アンケート(一部抜粋)
◇◇本講演会はコープ共済連『くらしの見直し講演会』支援金、パルシステム共済連『福祉・たすけあい助成金』を使用して開催しています。◇◇