「JAいわて花巻 行こう! 知ろう! 田植え体験」を開催しました
5月11日〜12日の2日間、岩手県花巻市東和町にて春の交流を開催し、9家族24名の組合員が参加しました。
春の田植え交流
当組合と岩手県のJAいわて花巻は、花巻食と農の推進協議会を設立し、今年度で交流30周年を迎えることができました。今回も田植え体験、生きもの観察、地域の見学をとおして、花巻市東和町について理解を深める交流を行うことができました。
田植え開始!
田んぼが結ぶ絆
1日目は、『いわて花巻交流玄米』を育てている田んぼで田植え体験を行いました。この田んぼは、生産者と組合員が協力し、交流をしながら育てる田んぼとなっています。
組合員は、子どももおとなもいっしょになって田んぼに入り、夢中で田植えを行いました。生産者とペアになり、本場の田植えレクチャーやお米作りの話を聞くことができました。
ペアになった生産者といっしょに記念撮影
みんなで田植え体験
育苗センター見学
2日目は、苗が育てられている小山田育苗センターの見学です。育苗センターは、稲の苗を田植えの状態まで育てるための施設です。まずは育苗用機械を見せていただきながら、苗を育てる育苗箱に土、種もみ、土の順でまいて、育苗の準備をしていくことを説明していただきました。次に育苗ハウスに移動し、育苗箱から育った青々とした苗を見せていただきました。お米作りの準備を知る貴重な見学ができました。
育苗センターを見学
育苗ハウスの苗
とうわメダカの里見学
NPO法人イーハトーブ里山水棲生物保存会の方より『とうわメダカの里』に関して説明していただきました。めだかの里に植樹された木々やメダカやタナゴといった絶滅危惧種のことを知ることができました。説明のあとは、ザリガニ釣りをしながら水棲生物のことを学ぶ時間となりました。
とうわメダカの里でザリガニ釣り
お米産地で体験したことを発表しました
花巻市東和町の魅力が詰まった2日間の交流は無事に終了しました。
参加した組合員からは「田んぼの風景、空気、におい、土のぬかるみ、実際に産地に行かないとわからない貴重な体験でした」「農業が身近でない都会の子がおもしろく聞けるように、いろいろなお話をしていただき、本当にありがとうございました」などの感想が寄せられました。
これからもJAいわて花巻との交流を大事にしていきます。