地域・学校への出前講座『2030SDGsカードゲーム』講座~2023年度の活動報告~
当組合では、地域・学校への出前講座として『2030SDGsカードゲーム』講座を実施しています。2023年度は、18団体(小学校12、中高等支援学校4、幼稚園1、組合員企画1)、総受講者数1,739人に向けて講座を実施しました。
未来の地域社会づくりに向けて
当組合の2030年ビジョンは「だれもが認めあい、ともにいきる地域づくり」です。これは、国際社会が協働して地球規模で取り組むべき目標がまとめられたSDGsにも通じます。SDGsを推進することでだれひとり取り残さない地域社会づくり、ひいてはビジョンの達成をめざしています。その一環として、『2030SDGsカードゲーム』(※)講座を開催しています。
※『2030SDGsカードゲーム』
2030SDGsカードゲームは、SDGsの17の目標を達成するために、現在から2030年までの道のりを体験するゲームです。このカードゲームを通して、地域および子どもたちへSDGsの理解を深め未来の地域社会づくりに向けて「自ら考え、行動する人」の育成をめざしています。
4年目を迎えた講座
地域・学校への出前講座としては2020年度から講座を開催しています。途中、コロナ禍で開催ができない時期もありましたが2023年度からはキャンセルもなく開催ができました。小学校からの申し込みが多いのですが、そのなかでも2023年度は幼稚園の保護者の方や組合員に向けて開催をすることができました。
開催実績の詳細や講座については、こちらをご覧ください。⇒こちらから
講座の様子
参加者の声(アンケートより一部抜粋)
- 正直、「一応学んで知識は得たけど日常生活ではなかなか、、、」という感じかなと思っていたのですが、「お菓子の袋の裏の表示見るようになった!」とか「どこかの国で安く働かされている子がいるんだもんね」とか、想像以上に講師のお話がささっていることを感じています。
- 児童が楽しんで学習に向かっていた。学校にはないカードで、初めてのものに児童も興味がわき、やり方もわかりやすく説明してもらえたのでスムーズに流れにのっていた。
- 子どもたちはSDGsについてあまり自分事のように感じていない様子だったが、今回の活動で、自分たちの行動が世界の状況に影響を与えることを理解できていた。そのため、自分たちの行動が大事だと知り、目標も考えることができていた。
- 家庭に帰って、おうちの方に報告し、自分にできることというテーマについて話した子もいました。また、学校においては、ごみの分別について気をつけていたり、図工のあとで紙の切れ端なども再利用できる方法はないかと話す場面も見られました。