パルシステム神奈川のイベントレポートをご案内します。

  • くらし・福祉 子育て

衣類交換会の開催~捨てない地域循環~(連携:パルシステム神奈川大和センター)

3月20日、大和センターイベントに出店しました。

捨てない地域循環の構築をめざして

モノを使わなくなったとき、「捨てる」ではなく地域に還元したい、使用期間が限定しているモノにお金をかけたくない、といった地域の潜在的ニーズを顕在化させるために、地域の団体や企業などと協同して「衣類交換会」を入り口に、しくみづくりに挑戦しています。

衣類交換会

当組合大和センターのイベントに参加しました。大和センターは地域の配送拠点ですが、同時に地域に開かれた居場所として開放しています。ただ、認知も低くどのような場になることが地域にとって望ましいのかも手探りの段階です。そこで、まずは地域の方々に気軽に来てもらうきっかけとして衣類交換会、子どもの遊び場などのイベントを開催して3回目となります。3回目の今回はリピーターの来場、地域の団体や組合員も主催側として協力など少しずつ地域の場所となっています。

今回は、大和センターエリア内で活動する地域団体(第21回市民活動応援プログラム助成団体)「おはなしの風」(※)や県央エリアで活動する大和地区くらぶ「むしゃむしゃ」が参加しました。
当日は、前回と同様、多くの赤ちゃん連れのご家族をはじめ約163名の方々にお越しいただきました。
会場では、衣類交換会のほか、間伐材を使った積み木遊びの広場、地域団体「おはなしの風」によるコンサートリーディング、大和地区くらぶ「むしゃむしゃ」によるパルシステムオリジナル商品パンの試食と活動紹介を行いました。

今後も大和センターでは地域に開放したイベントを企画しています。こんな利用をしたい、まずは見てみたいなどぜひ声を聞かせてください。

※おはなしの風:https://minna-ehon-ouchi.sakura.ne.jp/
「おはなしの風」は、音楽を流しながら絵本の読み聞かせをする「コンサートリーディング」を行う団体。聞き手の年齢にかかわらず、心に寄り添い、癒してくれる絵本の力を広めようと、小学校や子育て支援拠点などを中心に活動を続けています。いずみ中央駅の高架下に拠点「みんなの絵本のおうち」が開設。読み聞かせに加え、レンタルボックスやカフェを提供しています。

◆対象商品:
使う期間が短いベビー、子ども服、靴、子ども用品、使う頻度が少ないフォーマルな服など
◆内  容:
・使えるけど使わなくなったものを提供し合い、ほしいものがあったら持ち帰る(無償提供、無償購入)
・提供だけ、持ち帰りだけでもOK
・提供に関しては1~10点まで。持ち帰りは制限なし
自分がもらってうれしい状態のもの
※以下、もらってうれしい状態の解釈(参考)
・着古したというより、サイズが合わなくなったり好みが変わり着なくなった毛玉やシミなどがない状態
・自分が着たい服でこの状態なら持って帰る
・大切に使った服を捨てるのではなく、必要な人にまた大切に使ってもらいたい

      衣類交換会の様子

おはなしの風によるコンサートリーディングに子どもたちはもちろん、おとなも引き込まれました

   会場奥では、積み木遊び

   大和地区くらぶ「むしゃむしゃ」
   おすすめのパンを提供

    子どもたちもたくさんお手伝い
    がんばりました!

各地で広げたい!

私たちの地域でやってほしい! どうやったらできるの? などお問い合わせがありましたら下記までご連絡ください。みなさん、いっしょに捨てない地域循環を広げていきましょう!

問い合わせ先
総合福祉推進室 地域活動推進担当 palkana-chiiki@pal.or.jp