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衣類交換会の開催~捨てない地域循環~(連携:平塚市立富士見小学校PTA)

11月18日、平塚市立富士見小学校PTA主催の「PTAふれあいフェスタ」に出店しました。

捨てない地域循環の構築をめざして

モノを使わなくなったとき、「捨てる」ではなく地域に還元したい、使用期間が限定しているモノにお金をかけたくない、といった地域の潜在的ニーズを顕在化させるために、地域の団体や企業などと協同して「衣類交換会」を入り口に、しくみづくりに挑戦しています。

衣類交換会

平塚市立富士見小学校PTAでは、コロナ禍で見合わせていた、子どもたちと地域のつながりづくりのイベント「PTAふれあいフェスタ」を今年、4年ぶりに開催しました。イベントでは、工作・スポーツなどの体験、ゲーム、飲食など地域から約20のブースが出店。また、体育館では地区社協のまつり(ステージ)が同時開催されました。その一角に地域貢献エリアとして衣類交換会が出店しました。

エリア内には、ほかに認定NPO法人フードバンク湘南、貴峯荘が出店し、それぞれフードドライブ、フードドライブについてのミニ講座、一般に就労することがむずかしい在宅障害者の方に、就労の機会を提供するとともに、技術の習得などを行う貴峯荘ワークピアで制作された縫製品が販売されていました。

当日は、多くの在校生とそのご家族が来場しました。衣類交換会にもたくさんの方が足を運び、衣類も循環しました。また当日参加された富士見地区社会福祉協議会の方との交流から、残った衣類を提供し、地域とつながりの深い社会福祉協議会を通じて活用していただけることになりました。

◆対象商品:
使う期間が短いベビー、子ども服、靴、子ども用品、使う頻度が少ないフォーマルな服など
◆内  容:
・使えるけど使わなくなったものを提供し合い、ほしいものがあったら持ち帰る(無償提供、無償購入)
・提供だけ、持ち帰りだけでもOK
・提供に関しては1~10点まで。持ち帰りは制限なし
自分がもらってうれしい状態のもの
※以下、もらってうれしい状態の解釈(参考)
・着古したというより、サイズが合わなくなったり好みが変わり着なくなった毛玉やシミなどがない状態
・自分が着たい服でこの状態なら持って帰る
・大切に使った服を捨てるのではなく、必要な人にまた大切に使ってもらいたい

     真剣に選んでくれました

     展示された衣類の様子

各地で広げたい!

私たちの地域でやってほしい! どうやったらできるの? などお問い合わせがありましたら下記までご連絡ください。みなさん、いっしょに捨てない地域循環を広げていきましょう!

問い合わせ先
総合福祉推進室 地域活動推進担当 palkana-chiiki@pal.or.jp 045-577-3533 月~金 10~17時