小川和男養鶏場交流「卵の話と里芋・八つ頭収穫体験!」を開催しました
11月11日、相模センターにて(有)小川和男養鶏場の生産者 小川和男さんを招き「卵の話と里芋・八つ頭収穫体験」を開催し、組合員7家族19名が参加しました。
相模原市にある(有)小川和男養鶏場はパルシステムの『産直たまご(赤玉またはピンク玉)』の産地のひとつです。
小川さんは鶏糞を有効活用した畑でさまざまな野菜も栽培しており、 “土に気軽に触れてもらいたい” “ 収穫のよろこびを実感してほしい” との小川さんの思いから、卵の学習会と野菜の収穫体験をセットにした組合員との交流を10年以上続けています。
親鶏の飼育について
小川和男養鶏場では、白玉鶏と赤玉鶏の中間であるピンク玉鶏のソニアという品種の鶏を飼育しているそうで、卵の殻がピンク色をしています。親鶏の飼育はエサが大事で、パルシステムに出荷している卵の親鶏には、ポストハーベストフリーという収穫後農薬不使用の非遺伝子組換えとうもろこしを主体としたエサを使用しています。市販の卵よりも親鶏のエサ代は高くなりますが、人間が食べても大丈夫で、安全なエサを使用しているとのお話もあり、実際にエサの色やにおいなどを比べながら、パルシステム用と一般用のエサの違いなどを教わりました。
また、パルシステム用の鶏舎は光と風が入る鶏舎であることや、夏場は鶏も食欲が落ちるためファンを回すが、電気代がかかることなど、夏場の管理の苦労もうかがいました。
そして、小川さんに当日お持ちいただいた新鮮な卵で卵かけごはんを試食。パルシステム用の卵と市販の卵を割り比べて色や殻のにおいの違いなども確認しました。
参加者とお話しする小川さん
卵かけごはんの試食
産直たまごで超えてく
里芋・八つ頭の収穫!
その後、相模センター近くの小川さんの畑へ移動し、里芋と八つ頭の収穫体験を行いました。栄養豊富な土で育った大きな里芋や畑にいる虫たちに悪戦苦闘しながらも、袋いっぱいに収穫した里芋や八つ頭、さらに当日、小川さんのサプライズで収穫をさせてもらったさつまいも、里芋の大きな葉っぱを手に、収穫の喜びを体験しました。
たくさんとれたよ!
みなさんで集合写真
参加者の感想
- おいしい卵や沢山の芋類をありがとうございました! 今度ぜひ小川さんの顔を思い浮かべながら買ってみたいと思います!
- 今まで食べていた卵がどういう物か体験をとおして知ることができました。子どもも楽しめたので満足しています。ありがとうございました。
- 非常に気さくにあたたかく接していただきありがとうございました。やさしい方が日々努力して作ったものをぜひいただきたいと、こちらも愛着も湧きます。年末年始もなく大変かと思いますがおからだに気をつけてこれからもよいものを作ってください!
- 卵かけごはんは苦手なのですが、すごくおいしくてぺろっと食べてしまいました。
- とてもよい経験を家族でさせてもらいました! 卵のこと、鶏のことがいろいろ知れてうれしかったです。また、里芋、八ツ頭掘りも楽しませていただきました!
今年から新たに相模センターで取り組んでいる「こども食堂」でも小川さんの卵を使用していますが、地域に根づいた生産者の日々の取り組みや苦労などを理解することができ、安全安心な『産直たまご』を身近に感じる機会となりました。
小川和男養鶏場には直売所があり、小川さんが育てた野菜や卵を使用したスイーツも販売しています。お近くに行かれた際は、ぜひお立ち寄りください。