LPAの「資産管理と投資の基礎講座」を開催しました
10月24日、新横浜本部にて、LPA(※)の『資産管理と投資の基礎講座』を開催し、22名が参加しました。
※LPA:ライフプラン・アドバイザー。ファイナンシャルプランナーの資格をもち、中立な立場で暮らしの中のさまざまなお金の問題に、生活者目線でこたえたいと活動している組合員メンバーです。
投資とは、どのようなものかを知る
「投資と聞くと危険なイメージで心配、と思いながらも、みなさん資産を増やしていかなければ、という気持ちで今日は参加されていると思います。2022年からは、高校生に金融教育が義務化され、授業では投資体験もするそうです。科目は家庭科です」と、楽しそうに話しかけるのは、くらしのお金に関する講座を開催しているLPAです。
ふたりで分担して説明をするLPA
講師からの質問にこたえる参加者
将来に備え、自分の資産は自分で管理していく時代。政府も、より投資がしやすいよう制度を改正し、学校では「投資やライフプランニング」の授業が始まるなど、投資環境は整ってきました。しかし、学校で金融教育を受けてこなかった世代には、「投資をして損をするのでは」などと怖いイメージをもち、始めたくても始められない方が多いようです。そこで今回のLPA講座は、「資産管理の考え方と投資の基礎」を取り上げました。
講師は、投資が増えている理由、投資先のさまざまな種類やリスク(ぶれ)とリターン(収益)の考え方、口座の開設方法、来年から始まる新制度を含めた新旧NISA制度など、参加者の反応を見ながら、ていねいに解説していきました。
「みなさん投資口座はもっていますか?」「投資を始める前にぜひレジュメを見直してくださいね。重要なところは赤でマークしておきましょう」などの語りかけに、参加者は熱心にメモをとり、YES,NOカードでこたえていました。講師の投資経験、とくに失敗談は「身近に感じられた」と大変好評でした。
「投資は、“必ずしなくてはいけないものではない”ですし、あくまでも“自己責任で行う”ものです。だからこそ漠然と怖いと思ったままにせず、何に気をつけたらよいのか、注意点を知ることが大切です。無理せず、どこまで自分がリスクを許容できるかを考えたうえで、うまく制度を使ってみてはいかがでしょうか。講座がみなさんの将来の備えに役立てたらうれしいです」と締めくくりました。
参加者のアンケートから
- 投資に興味はありましたが、わからないし、怖いというイメージでした。新NISAを考えていこうと思います。
- NISAとiDeCoの違いを知ることができてよかったです。説明を聞けるのももちろん、「こうしたのは失敗だった」「これを知っておいたらよかった」など、体験からのお話が聞けたことがとても有意義でした。
- 実体験を踏まえて教えていただいて、とてもわかりやすかったです。実際にやってみたいと思うようになりました。
- 子どもにも聞かせたい。企業主催よりも本音が聞けたような気がします。
- お金のことを放っておきっぱなしであっという間に50代になりました。若い時の常識で行動しがちですが、学んだことを活かして良い方向にすすんでいけたらと思います。