地域連携「第22回市民活動応援プログラム助成団体『一般社団法人Thoughtful Gift』&宮前センター」
11月4日、宮前センターを開放し、「一般社団法人Thoughtful Gift」の活動をセンター職員もいっしょに行いました。
きっかけは対話から
第22回市民活動応援プログラムの助成団体である「一般社団法人Thoughtful Gift」(下記参照)と当組合は、助成後も活動共有などで連絡を取り合っていました。そのなかで、「数カ月に一回、協力企業より衣類が6箱ぐらい段ボールで送られてきます。それを自宅にボランティアを集めて仕分け作業をするのがとても大変で、作業場所を探しています」といった状況をうかがいました。
当組合でも事業施設を地域に開放して貢献したいと模索しているところでしたので、その翌週には近隣の配送センターである宮前センターにお越しいただきセンター長と意見交換を行い、「まずはセンター施設を使って仕分け作業をやってみよう!」ということになりました。
寄付衣類の仕分け作業をいっしょに
宮前センターとの意見交換を終えた翌週末の11月4日、センター会議室にて「一般社団法人Thoughtful Gift」スタッフと学生ボランティア、またセンター職員で衣類の仕分け作業を行いました。
150個の仕分けを1時間半で終え、予想よりだいぶ早く終わったことに驚かれていました。事前にセンター職員には「なぜこの作業を行うのか」を説明していたことで、とても生き生きと取り組む姿が見受けられました。今後も継続して宮前センターで行う予定です。
今後も近隣の方とボランティアとしていっしょに活動できたら幸いです。
サイズ別に仕分け作業
仕分けした衣類に在庫管理のためのタグ付け作業
連携団体
「一般社団法人Thoughtful Gift」※https://www.thoughtfulgift.org/
パルシステム神奈川では、市民が主体となった元気な地域づくりのため、神奈川県内で活動するNPO法人や市民団体の取り組みを資金面で応援する「市民活動応援プログラム」があります。その第22回助成団体である「一般社団法人Thoughtful Gift」では、精神障害により閉鎖病棟などの精神科病院へ入院する際に必要な物資を無償で提供する非営利活動をしています。寂しさや不安に寄り添うひとつのあり方として、そっと寄り添いたいと思っている方々から集まったモノをキモチといっしょに届けています。